現在、1年間のレンタル契約で、トリノでプレーしているイングランド代表GKジョー・ハート。今夏、保有権のあるマンチェスター・シティにレンタルバックしても、ペップ・グアルディオラ監督の下では構想外となる可能性が高い。
元イングランド代表GKのデイヴィッド・ジェームズが、同胞の後輩GKハートについて、「ハートはユヴェントスを目指すべきだ」という自身の見解を『talkSPORT』で語っている。
「私がハートの立場だったら、ユヴェントスでのプレーを目指すだろう。イングランドに彼が戻っても、どこに居場所があると思う? 今のプレミアリーグには素晴らしいGKが多数いて、彼が正GKになれるチームは限られている」
「今のイングランド代表チームの中で、ハートは国外のリーグでうまくプレーしている唯一の選手だ。トリノは決してビッグクラブではないかもしれない。ただ、そこで自分の力を示すことには成功していると思う。だからこそ代表にも招集されているわけだしね」
ハートは3月下旬に行われるイングランド代表の試合に向けたメンバーに名を連ねたが、プレミアリーグ以外でプレーしている唯一の選手として招集された形になった。ジェームズはハートがプレミアリーグに戻ってきてプレーするよりも、セリエAで結果を残すことの重要性を説いている。
先日行われたインテル戦では2ゴールを許したが、そのゴールはいずれもハートのイージーミスからで、ハートの評価には賛否両論あるところ。果たしてハートは来シーズン、どのチームのゴールを守っているのか。ロシア・ワールドカップのイングランド代表守護神を目指すハートにとっても重要な選択となりそうだ。
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