バルセロナから“ニュー・ヤマル”が出現したと話題になっている。15歳ながらもバルセロナのU-19チームとU-17スペイン代表で活躍するFWエブリマ・トゥンカラだ。
ガンビア生まれで、スペイン国籍を有するトゥンカラは、2018年にバルセロナの下部組織“ラ・マシア”に加入。15歳ながらも今季フベニールA(U-19)で居場所をつかみ、リーグ戦3試合で1ゴールを記録した。さらにUEFAユースリーグのPSG戦でも、わずか12分間の出場ながら傑出したパフォーマンスを見せ、2-1の勝利に貢献している。
トゥンカラはスペイン代表の下部年代でも飛び級でプレーしてきた。U-15、U-16と次々に階段を駆け上り、今回のインターナショナルウィークではU-17でプレー。2試合で3ゴール1アシストを記録した。ドリブル突破から強烈な左足ミドルを突き刺したり、リフティングで相手選手をかわしてアシストをしたりと、圧倒的な個人技を披露している。
トゥンカラはU-17スペイン代表でのプレーが示す通り、凄まじい突破力と驚異的なボールテクニックを特徴とする選手だ。ボール扱いはエレガントそのもので、3〜4歳上の選手でさえ簡単に手玉に取ってしまえる。
なおヤマルは2022-23シーズン、15歳ながらフベニールAでプレーし、シーズン終盤にトップチームでデビューを果たした。トゥンカラも同じような道を辿っているが、今後どのような軌跡を描いていくかに注目が集まっている。


