ナインゴランのカリアリ復帰が決定…昨夏獲得のインテルが1年の期限付きで放出

ラジャ・ナインゴランがインテルから1年間の期限付きで古巣のカリアリに復帰することが決まった。

昨夏にローマからインテルに3800万ユーロ（当時約49億円）と伝えられた移籍金で加入したナインゴラン。サン・シーロを舞台に全公式戦36試合に出場した同選手だが、素行面で問題を抱えるとされており、実際にクラブから処分を下されることもあった。さらに、今夏から就任したアントニオ・コンテ監督は元ベルギー代表MFを新シーズンの戦力とは見なしていないと考えられており、今夏に退団する可能性が浮上する。

そんなナインゴランの新天地の候補に挙がったのがカリアリ。2010年からローマに加入する2014年までプレーした31歳の同選手が5日、カリアリに今シーズンいっぱいのローンという形で加入することが発表された。

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ナインゴランはカリアリへの復帰が正式に発表される前に「とても幸せだ。いつもここに戻りたいと思っていたけど、今年に戻って来られるとは思っていなかった。確かに他にもオファーはあった。でも、カリアリを選ぶことは難しいことではなかった」と復帰できた喜びをあらわにしている。

また、カリアリは妻クラウディア・ライさんの故郷でもある。現在、癌の闘病生活を送る妻の存在もナインゴランの復帰を後押ししたかもしれない。