ミランにおいて、中国資本の前体制でSD(スポーツディレクター)を務めていたマッシミリアーノ・ミラベッリ氏が、イタリア紙『リーベロ』のインタビューに応じ、2017年夏に物議を醸したGKジャンルイジ・ドンナルンマとの契約延長交渉の舞台裏を明かした。
2017年夏、当時18歳だったドンナルンマは、ミランの下部組織で育ち、常にミラン愛をアピールし続けてきたにも関わらず、クラブから提示された契約延長のオファーを拒否したことで、波紋が広がった。敏腕代理人ミーノ・ライオラ氏とミランの交渉は難航を極め、資金潤沢なパリ・サンジェルマンやレアル・マドリーへ若き守護神の流出が懸念される中、突如、状況が一転して契約延長が発表された。ミラベッリ氏は、当時を振り返り、事の顛末を語った。
「私はライオラに勝った。手数料を払うこともなく、傑作だった。ライオラには、『友人の(アドリアーノ)ガリアーニとでさえ更新しなかったのに、君や私が知らない中国人幹部らと更新するわけがない』と言われていた。ドンナルンマは当時、SNSでメッセージを投稿し、直後に削除していたが、これはライオラに言われて投稿したものを、私が削除させていたからだ」
「ライオラはジージョを我々から遠ざけるため、プライベートジェットでイビサ島へ彼を連れて行った。(交渉の)最終日、我々はドンナルンマと彼の家族、代理人らと面会した。ライオラは席を立ち、『サインはするな。帰ろう。ついて来い』と言った。代理人らが退出すると、すぐにジージョはペンを手に取り、契約延長にサインした。ミーノがいないところでね」
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