Julian Draxler PSG 2019-20Getty Images

ドラクスラー、生まれ故郷に恩返し…地元7クラブのシーズン終了までの全費用を負担

パリ・サンジェルマンに所属するドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーは13日に自身のフェイスブックを更新。新型コロナウイルスの影響で深刻な状況に陥っている故郷の7つのクラブに寄付を行ったことを伝えた。

新型コロナウイルスの影響でドイツでもリーグ戦は中断となり、収入源を断たれたブンデスリーガ1部、2部のクラブでさえも財政面で窮地に立たされている。そんななか、ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州のグラッドベック市出身のドラクスラーが心配していたのは存続危機に直面する下部リーグのアマチュアクラブだった。

自身のフェイスブックで、「本来ならちょうど今、アマチュアサッカーの試合のキックオフ時間だったはず」と前置きすると、「僕の地元のグラッドベックでも今日試合が行われるはずだったが、コロナパンデミックのため、ここでもこの先当分サッカーはない。各クラブにとって深刻な問題だ」と指摘。続けて、自身が寄付を行うことをウルリッヒ・ローランド市長に伝え、その金額で「コロナ収束後にまたプレーが可能になるために、全クラブのシーズン終了までの費用が賄われる」ことを明かしている。

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ドラクスラーはまた、「コロナにより、世界中の人々は健康面、経済面において非常事態となっている。僕にとって、人々を直接助ける『WeKickCorona』(バイエルンのレオン・ゴレツカがヨシュア・キミッヒとともに立ち上げた基金)やユニセフ(国際連合児童基金)など様々な団体をサポートするのは当然。故郷を助けたいといった気持ちも自分のハートにある。それに、今でもグラッドベックのアマチュアサッカーこそが僕の故郷であり続ける」とコメント。自身が2000年までプレーしていたクラブにも触れた。

「子供のころ、僕のクラブのBVレントフォルトが急に消えることになっていたら、とてつもなく辛かっただろう。今の危機による財政難で、最も苦しむのはユースサッカーだ。これからもグラッドベックの多くの人たちが街のクラブにサッカーにおける故郷を見つけることができればと望む。当時の僕のように」

なおドラクスラーは「明確なのは一つ。グラッドベックがなければパリもなかった」と感謝の気持ちを表現してメッセージを締めくくった。

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