国際サッカー連盟(FIFA)は、チェルシーの2つの移籍市場における移籍禁止処分を延期しないと認めた。
22日、FIFAは18歳以下の移籍ルールに違反があったため、チェルシーに対し60万スイスフラン(約6600万円)の罰金とともに、今後2回の移籍市場で補強禁止の処分を科すことを発表。これにより、今夏と2020年冬の移籍市場で、新規選手をチームに加えることができなくなった。これを受け、チェルシーは直ちにFIFAの決定に対して控訴している。
しかし8日、FIFAはスポークスマンを通して「FIFAの上告委員会の委員長は、FIFAの規律委員会が出した決定に関してチェルシーに暫定的な措置を適応することを拒否した」と発表する。
2014年にバルセロナが補強禁止処分を科された際、同クラブが控訴したことにより、処分執行の1年先延ばしに成功。その間、ルイス・スアレスやイヴァン・ラキティッチ、ジェレミー・マテュー、クラブディオ・ブラーボ、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンを獲得するなど大型補強に動くことができた。しかし、FIFAから猶予が認められなかったチェルシーはバルセロナのように補強禁止前にチームを強化することが不可能となった。
このFIFAの決定を受け、クラブは「チェルシー・フットボールクラブは、控訴しているにもかかわらず先延ばしを認めないFIFAの上告委員会が出した決定にとても驚いている」と声明を出し、今後スポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えを起こす可能性があることを発表した。
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