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ソシエダの17歳FWバレネチェア…ヘタフェ戦で驚異的パフォーマンスを披露した後、市営のレンタル自転車で帰宅

世界最高峰リーグとも称されるリーガ・エスパニョーラで、また新たなスター候補が生まれた。レアル・ソシエダのFWアンデル・バレネチェアである。

ソシエダの下部組織出身であるバレネチェアは、2001年12月27日生まれの17歳。昨年12月にリーガ1部デビューを果たし、同リーグ初の21世紀生まれの選手としても注目を浴びた。

それ以降、大切に扱われる形で、少しずつ出場機会を与えられてきたバレネチェアだが、28日のリーガ・エスパニョーラ第35節、本拠地アノエタでのヘタフェ戦（2−1）では先発出場を果たしてついにブレイクの兆しを見せている。テクニカルかつ突破力のあるドリブルでヘタフェ守備陣を幾度も翻弄した同選手は、FWミケル・オジャルサバルが記録したチーム2点目の起点にもなる活躍を披露。後半アディショナルタイムに交代でピッチから下がる際には、アノエタの観客からスタンディングオベーションまで受けている。

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ソシエダが拠を構えるサン・セバスティアンで、一躍、話題の人となったバレネチェア。しかしながら、その帰宅風景はそうした扱いとは縁遠いものだった。17歳FWは試合終了後、徒歩でスタジアムを出て、まるで一般人のように市営のレンタル自転車で自宅へと帰宅したのだ。

スペイン『マルカ』によれば、まだ運転免許を持っていないバレネチェアは、家族やチームメートの車で練習場やスタジアムに移動することを常としており、都合がつかない場合は市営のレンタル自転車を使用するという。