セルビア代表FWマルコビッチが7季ぶりパルチザン復帰…浅野拓磨と快足タッグ結成

セルビア代表FWマルコビッチが12－13シーズンぶりとなるパルチザン復帰を果たした。今季から浅野拓磨と同僚に。

セルビアのパルチザンが、ラザル・マルコビッチと2022年までの3年契約を結んだことを発表した。

1994年生まれ、現在25歳のマルコビッチはパルチザンの下部組織育ちで、2011年にトップデビュー。快足を武器に決定機を創出することから西側の主要クラブから大きく注目を集め、2013年にベンフィカへ移籍した。

その1年後にはリヴァプールへステップアップを果たし、14－15シーズンは19試合2ゴールをマーク。だが保有権を持つリヴァプールでは主力に定着できず、その後フェネルバフチェ、スポルティング、ハル・シティ、アンデルレヒトなどへの期限付き移籍を繰り返していた。

2019年1月には同胞アレクサンダル・ミトロビッチの推薦もあり、フラムに半年間のレンタルで加わるもリーグ戦出場数はわずか1と不本意な成績に。6月限りでリヴァプールとの契約も切れ、今夏は自由契約で移籍先を模索していたが、古巣パルチザンに12－13シーズン以来の復帰を果たすこととなった。

なお、マルコビッチと言えばスピードを持ち味とするサイドアタッカー。パルチザンには日本の快足FW浅野拓磨も今季から在籍しており、日本＆セルビアの快足FWが、パルチザンで共演することとなった。