セリエBのベネヴェントを率いるフィリッポ・インザーギは、2部リーグにおける新たな金字塔を狙っているようだ。
ベネヴェントは新型コロナウイルスによる中断期間に入るまで、リーグ戦21勝6分け1敗という成績で勝ち点を69に伸ばし、首位独走状態となっている。2位クロトーネとの勝ち点差は20に開いており、セリエA昇格は時間の問題と見られていた。
指揮官インザーギは『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の取材に応じ「大きな不安はない」とセリエB再開に向けて意気込みを示している。
「数カ月の中断期間はあったがチームは結束しているし、この間も私はチームを向上させるため、さまざまなことを試してきた。ここからの再スタートについてはできる限りのことをするまで」
「もちろん今の状況からして、セリエA昇格はある程度頭の中にある。たとえ1度敗れたとしても、この状況が脅かされるわけではないということも把握しているよ。だけど満足してはいけない。あらゆる記録を打ち負かしてチャンピオンシップを終えたいと思っている」
また、指揮官はかつてユヴェントス時代に同僚だったディディエ・デシャンのチームを例に挙げ「デシャンが率いたユヴェントス(06-07シーズン)の記録を超えるのは難しいだろうが、我々はそれを上回りたい」と13年前のユヴェントスが目標だと口にしている。
ユヴェントスはカルチョポリに伴い、かつて06-07シーズンはセリエB降格を余儀なくされた。その際にクラブOBであるデシャンが率いたチームは28勝9分け4敗、勝ち点9はく奪のペナルティも受けながら、勝ち点85(ペナルティを除けば勝ち点94)で1年でのセリエA帰還を決めていた。
06-07シーズン当時のセリエBは22チームであり、今季の20チーム制とは状況が異なる。それでも指揮官ピッポは勝ち点94を超えてのフィニッシュに狙いを定めているようだ。
現在勝ち点69のベネヴェントが残り10試合でその記録に並ぶには、最低でも8勝2分けという成績が必須となる。もし9勝以上をマークすれば、勝ち点は96に達する。今季、ピッポが率いるベネヴェントはその偉業を成し遂げセリエBで優勝を果たすことができるのだろうか。リーグ再開後、ベネヴェントの戦いぶりは大きな注目ポイントとなりそうだ。
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