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セビージャ戦ハットのメッシ、視線はコパ・クラシコへ「レアル・マドリーに勝つ自信ある」

23日のリーガ・エスパニョーラ第25節、バルセロナは敵地サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦を4−2で制した。この試合でハットトリックを達成したFWリオネル・メッシは試合後、視線をコパ・クラシコに向けている。

セビージャにリードを奪われ続ける状況だったバルセロナだが、メッシがチームを救った。背番号10は0−1ビハインドの状況だった26分に左足で豪快ボレーを決め、1−2とされた後には絶妙な右足シュートで再度スコアをタイに戻し、85分には左足のループシュートで逆転弾をマークしてキャリア通算50回目のハットトリックを達成。後半アディショナルタイムには浮き球のスルーパスでFWルイス・スアレスのゴールもお膳立てしている。

試合後、スペイン『Beinスポーツ』とのインタビューに応じたメッシは、次のような感想を述べている。

以下に続く

「リーガを半分物にしたようなもの? いや。まだ先は長いんだ。だけど、今日勝つことはとても重要だった。ここで勝つ意味、ライバルたちとの勝ち点差を考慮してもね。いずれにしても、僕たちは地に足をつけなければならない」

「勝利を収めることは、確実に難しくなってきている。だからこそ、僕たちは満足してここを去ることができる。このスタジアムの雰囲気と、彼らが擁する選手たちのクオリティーは分かっていた。難しい試合になったけれど、前に進むことができたね」

バルセロナは公式戦過去5試合の成績が1勝4分けと、不調に陥っていた。

「ここ最近のチームの不調? 常に高いレベルのプレーを見せられるわけじゃない。僕たちは最高のフットボールを見せられない時期を過ごした。でも、一度流れるようなプレーを見せられれば、すべてがうまくいくんだよ。今日の僕たちは素晴らしいフットボールを実現して、ゴールまで到達できた」

バルセロナの次戦はミッドウィークのコパ・デル・レイ準決勝セカンドレグ、敵地サンティアゴ・ベルナベウでのクラシコ(ファーストレグは1−1)。クラシコとはいえ、コパの試合だけにどこまでプライオリティーを傾けるかが焦点となっているが、メッシは全力を尽くすことを誓っている。

「すべての試合が重要だ。僕たちはシーズンの最初からそう言ってきたはずだ。決勝まではあと一歩だが、とてもハードな一戦となる。マドリーで行われる試合だからね。それでも、僕たちは勝利を目指してあそこへ向かう。僕たちはマドリーで勝利することに自信を持っている」

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