セビージャの得点力を支えたベン・イェデル、今夏での移籍を希望「トップレベルでプレーしたい」

セビージャFWウィサム・ベン・イェデルが、今夏の市場で同クラブを退団する可能性をほのめかした。

今季、セビージャの公式戦で30得点を記録するなど、欧州を代表するストライカーへと飛躍を果たしたベン・イェデル。8日にはEURO2020予選グループH第3節トルコ戦（2−0）で、フランス代表として公式戦デビューも果たした。

現在28歳のベン・イェデルは、自身のキャリアをさらに推し進めていくためにも、今夏に2016年から在籍するセビージャを離れる意思があるようだ。スペイン『マルカ』がそのコメントを伝えている。

「僕はもっと高いレベルでプレーしたい。世界のより大きなクラブで、ワールドクラスの選手と一緒にね。自分がどこまで行ける選手なのかを確かめたいんだ。（今夏の市場が）絶好の機会だと思う」

「セビージャ？　自クラブへの敬意を欠くことはできない。代表戦後に様々なことを検討するつもりだ。でも、最後に決定を下すのはセビージャとなるだろう」

なお『マルカ』によれば、セビージャは来季に向けたチームづくりを進めるためにも、契約解除金4000万ユーロで契約を結ぶベン・イェデルの売却について、否定的なスタンスではないようだ。