ジーコが語るコパ・アメリカ。「ワールドカップと同じくらい注目される南米最大の大会だ」

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柴崎岳とコパ・アメリカ出場国の代表選手

世界最古の大陸選手権・コパ・アメリカ(南米選手権)が日本時間15日朝、いよいよ開幕する。開催国は30年ぶりとなるサッカー王国・ブラジルだ。1999年以来20年ぶりに日本代表が招待されたことでも注目が集まっているが、その価値や意義とはどういったものなのか? 1979年、83年ブラジル代表として参加、日本のサッカーも熟知するジーコ氏(鹿島アントラーズテクニカルダイレクター)に大会の見どころを聞いた。

■大半の選手が欧州で主力としてプレーする

――まずはコパ・アメリカのすごさを教えてください。

南米最大の大会であり、南米の人にとっては重要な意味を持つ大会です。最近は一つの都市で期間を決めて開催されるので、選手やクラブにとっても分かりやすい方式になりました。というのも、私が選手だった頃は大会方式が複雑で、ある時期に1試合やって、次にクラブで試合をして、また別の時期にやって、という具合でしたから。南米にはアルゼンチン、ウルグアイ、ブラジルと世界一になった国々がそろっているわけで、そういう意味でも意義のある大会だと思います。

――ワールドカップとは異なる南米特有の盛り上がりがあるのでしょうか?

別の魅力がありますね。当然、南米で行われるほとんどの試合はコパ・アメリカのために中断します。大会に出場する選手の大半がヨーロッパで主力として活躍しているので、やはり見る側としては魅力を感じますね。また、若い選手が台頭するチャンスでもあるので、そういった有望な選手を目当てにヨーロッパのスカウト陣も訪れるはずです。

■クラブでの実績が代表につながっている

――代表メンバーに選ばれることの意味をあらためて教えてください。

代表に選ばれることには価値があります。コパ・アメリカであろうと、ワールドカップであろうと、親善試合であろうと、そこにたどり着いて選ばれ続けることは名誉なことです。選手はクラブで実績を残したからこそ代表に行けるということを意識しなければいけません。そして、同じ力を代表でもしっかり出し続けることが重要です。

例えば、ブラジル代表でいえば今回ダニエウ・アウベス(パリ・サンジェルマン)が招集されてキャプテンマークを巻きます。彼が今大会で全試合出場した場合、代表試合数は歴代3位になります。それだけ多くの試合で国を代表して活動できるのは名誉なことです。

――セレソンの選手たちは、どのような気持ちで大会に臨むのでしょうか?

ブラジル代表の歴史はペレに始まりガリンシャ、ジジ、トスタン、ジェルソン、その後に続くわれわれにも受け継がれています。周囲から期待されているのは、ブラジル代表のユニフォームを着て、誇りを持ってタイトルを獲って、さらに勝ち続けること。そういったプレッシャーを乗り越えるだけの強い精神力を身に付けなくてはいけない場所なのです。

当然、これまでの歴史を引き継ぐ現在の選手たちも同じように結果を求められます。それはどの大会においても変わりはありません。ブラジル代表としていかに自然体でいられるか、そういう精神力が問われます。

■ブラジルは優勝するためのメンバーを選んだ

Gabriel Jesus Brazil Qatar friendly 2019

――ジーコさんが考えるコパ・アメリカの見どころは?

国によっては若い選手を起用して経験を積ませるチームがあります。いつかW杯で活躍してもらうためという考えなのでしょう。だから、出場国の意向も大会における見どころの一つです。昔から「参加することに意義がある」という言葉がありますが、正直なところ私は、参加することに意義はなくて、勝つことに意義があると思っています。やはりスポーツというのは競争の世界ですから。

――勝ち進めばブラジル全体でさらに盛り上がりそうですね。

当然、開催国としては主役となる選手たちが申し分なくプレーできる舞台を用意しなくてはいけません。ブラジルでは2014年にW杯が開催されて、スタジアムやインフラが整い、選手たちが存分にプレーできる舞台ができました。W杯の経験を踏まえ、安全という部分でも、他国の人々に対するホスピタリティーの面でも準備ができています。2014年の経験がコパ・アメリカの運営面でも生かされているのです。

――リオネル・メッシ(バルセロナ)やネイマール(パリSG)はコパ・アメリカで優勝したことがありません。なぜコパ・アメリカで優勝するのは難しいのですか?

昔は海外で活躍する南米の選手といえばブラジルやアルゼンチンの選手でした。しかし、数年前からエクアドルやベネズエラ、チリ、ペルー、パラグアイ、ウルグアイの選手たちがヨーロッパのビッグクラブに移籍して主力として活躍しています。

ですから、メッシやネイマールのようなずば抜けた選手がいるからといって必ずしも勝てるとは限りません。あくまでも組織としての強さを持つことが重要です。チリは2015年、2016年と連続で優勝していますが、メンバーの大半がヨーロッパをはじめとする海外のクラブで主力としてプレーしていました。

――コパ・アメリカは過去に4度ブラジルで開催して、すべてブラジルが優勝していますね。

自国で開催すれば国民の期待が大きく膨らみますし、選手も安心してプレーできますから。皆さんはあまり影響しないと思っているかもしれませんが、意外と影響はするものです。あともう少しというところで声援を聞くと、選手はさらに頑張れる。その影響は結果に反映されていると思いますね。

――今大会の注目選手は?

ブラジル代表で言えば、チッチ監督が選んだメンバーはここ最近招集されている選手ですし、ガブリエル・ジェズス(マンチェスター・シティ)やフィリペ・コウチーニョ(バルセロナ)、ロベルト・フィルミーノ(リヴァプール)はヨーロッパのビッグクラブで活躍しています。今回は新たな選手を発掘するというメンバーではなくて、優勝するためのメンバーを選んだのでしょうね。

――ブラジルにとって最大のライバルは?

やはりアルゼンチン。メッシの調子がここ最近上がっています。彼の状態が良ければ、本当に難しい相手になってきます。

【後編はコチラ!「1対1のバトルでどれだけ経験を積めるか」ジーコ氏による日本代表への期待】

【コパ・アメリカ日本代表日程(日本時間)】※全試合DAZN配信 
グループC第1節:6月18日(火)8:00~ vsチリ
グループC第2節:6月21日(金)8:00~ vsウルグアイ
グループC第3節:6月25日(火)8:00~ vsエクアドル

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柴崎岳とコパ・アメリカ出場国の代表選手

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