16日のリーガ・エスパニョーラ第28節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのセルタ戦を2−0で制した。
チャンピオンズリーグ(CL)&コパ・デル・レイで敗退し、リーガも数字がノーとは言わないまでも逆転優勝の可能性がほぼ潰えているレアル・マドリー。この屈辱的なシーズンを最後に引き受ける指揮官は、昨季までの2シーズン半でCL三連覇含め合計9タイトルを獲得した男であり、過去と今との落差をつくった男であるジネディーヌ・ジダン監督だ。
ジダン監督は新たな出発となるこのセルタ戦で、昨季まで自身が重用しながら、今季にベンチ要員や招集外を常としてきた選手たちをためらうことなく起用。今季正GKだったクルトワの代わりにケイロール・ナバス、レギロンの代わりにマルセロを使い、さらにはアセンシオ、イスコも先発としている。スタメンはGKケイロール・ナバス、DFオドリオソラ、セルヒオ・ラモス、ヴァラン、マルセロ、MFクロース、モドリッチ、アセンシオ、イスコ、FWベイル、ベンゼマで、システムはイスコをトップ下とする4−2−3−1を使用している。
新生ジダン・マドリーは、これまで通りのジダン・マドリーだった。マルセロが積極的にオーバーラップを仕掛けて左サイドから相手を崩し、前線ではベンゼマが気の利いた動きを見せてスペースを生み出していく。ただチームは今季の不調を引きずるように、決定機を決め切ることができず、両サイドバックの背後も幾度も突かれた。
前半、マドリーはクロース、マルセロ、ベイル、S・ラモスらがシュートまで持ち込むものの、ネットを揺らすまでには至らず。5/3バックのセルタに速攻を仕掛けられて、決定機を許す場面もあったが、その際にはK・ナバスが昨季と変わらぬファインセーブを疲労して失点を回避。前半はスコアレスのまま終了する。
後半もセルタ陣地に攻め入り続けるマドリーは、56分にモドリッチがミドルレンジからボレーシュートを放ってネットを揺らす。しかしながら、ヴァランかS・ラモスがGKルベンの視界を遮っていたとして、ゴールが認められることはなかった。
一度、歓喜が失望へと変わったベルナベウだったが、62分にようやく確固たる歓喜の瞬間を迎える。アセンシオがテクニカルなドリブルでペナルティーエリア手前までボールを持ち込み、左サイドを走るベンゼマにスルーパス。フランス人FWが折り返したボールを、イスコが倒れ込みながら押し込んだ。これでスコアは1−0に。
ジダン監督はこのゴールの直後、復活の雄叫びを上げたイスコを下げてセバジョスを投入する。観客は「イースコ! イースコ!」と愛する国内産ファンタジスタの名を何度も叫び、イスコも拍手でもってそれに応じていた。
マドリーはその後、前に出ざるを得なくなったセルタを相手にカウンター中心の攻撃にシフト。しかしベイル、クロースらは迎えた決定機を物にすることができない。ジダン監督は76分に2枚目の交代カードを切り、モドリッチとの交代でバルベルデをピッチに立たせる。
マドリーの追加点が生まれたのは、この交代策の直後だった。マルセロのお膳立てからベイルがシュートを放つと、ボールは左ポストに当たってから枠内に収まった。リードを2点に広げたジダン監督はベンゼマをマリアーノに代え、交代枠を使い切る。終盤はセルタの維持の攻撃にさらされたが、失点を許さず2点差のまま試合終了のホイッスルを迎えた。
ベルナベウの観客はイスコ、さらにはアセンシオの復活を喜び、またベイルを批判するような声を発さず、そして「アオラ・マス・ケ・ヌンカ・キエロ・レアル・マドリー(これまで以上にマドリーを愛している)」のチャントを張り切って歌うなど、まるで昨季のような喜ばしさと誇らしさを取り戻したようだった。
リーガ2連勝の3位レアル・マドリーは、暫定で首位バルセロナとの勝ち点差を9、2位アトレティコ・マドリーとの差を2に縮めた。チャンピオンズリーグ出場圏外となる5位アラベスとの勝ち点差は、10となっている。
■試合結果
レアル・マドリー 2-0 セルタ
得点者
レアル・マドリー:イスコ(62分)、ベイル(77分)

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