GKサルヴァトーレ・シリグは、パリ・サンジェルマン(パリSG)と契約解除で合意し、トリノに加入することが決まった。
昨シーズン、セビージャとオサスナにローン移籍していたシリグは、パリSGと1年間の契約が残っていたものの、退団することを決断。そして、1年間のレンタル期間が終了し、マンチェスター・シティに戻ったイングランド代表GKのジョー・ハートの代役としてトリノに加入する。
リーグ・アン4連覇などのタイトル獲得に貢献したシリグはパリSGの公式ウェブサイトで「このクラブの一員でいられたことは幸せなことだった」とフランスのクラブに感謝の言葉を述べた。
続けて「僕はトリノを選んだ。なぜなら彼らは僕の獲得を強く望んでいて、未来に向けた具体的なプロジェクトをここ何年も進めている。クラブと会長は僕を重要な存在だと感じさせてくれた。とても感謝している。素晴らしい歴史を持つクラブの一員になれたことは価値のあることだと思う」とセリエAに再挑戦が決まったことを喜んでいる。
パリSGサイドも「クラブはサルヴァに感謝を伝えたい。そして彼の母国で待ち受けている新しい挑戦が上手くいくよう祈っている」と声明を出している。
シリグの退団を発表したパリSGは、ACミランのジャンルイジ・ドンナルンマの獲得を熱望。今夏サン・シーロから退団する可能性が高い18歳のイタリア代表GKに数多くのビッグクラブが強い関心を寄せている。




