シャルケの強化を務めるクリスティアン・ハイデル取締役が、今シーズン限りで退任する意思を表明した。クラブが23日に出した声明によると、同氏との契約は遅くとも今夏までに解消されるという。
23日に行われたブンデスリーガ第23節ではマインツに0-3で惨敗し、14位に低迷中のシャルケ。長年そのマインツのゼネラルマネジャーを務めていたハイデル氏は2016年5月に大きな期待とともにシャルケに迎え入れられていたが、ここに来て退任を決断していたことを明らかにした。決断を以下のように説明している。
「ここ3年間、リーグでの準優勝、DFBポカールやヨーロッパリーグにおいてはそれぞれ少なくとも準々決勝まで勝ち上がり、チャンピオンズリーグでもベスト16に進出するなど競技面でいくつかの成功をつかめた。ブンデスリーガでは様々な理由から自分たちの期待に応えることができなかった。今シーズンは不運もあったが、当然ながら責任を問われるのは私だ」
「シャルケでの他の役員たちや監査役会との仕事はお互いへの信頼が基本。ともに色々なテーマの発展を努めた。しかし現在においては、私を巡る議論により、そういった落ち着いた環境が保てなくなってしまった」
シャルケはハイデル氏が就任してから3人目となるドメニコ・テデスコ監督の下、昨シーズンは2位と好成績を残していた。しかし、今シーズンは開幕5連敗で最悪なスタートを切り、第23節消化時点の現在も14位と不振。監督の招へいを含めて強化を担当していたハイデル氏に周囲からの批判が集中していた。
なお、マインツ時代はユルゲン・クロップ(現リヴァプール監督)やトーマス・トゥヘル(現パリ・サンジェルマン監督)といった指揮官たちを発掘し、クラブをブンデスリーガに定着させたハイデル氏。日本代表FW岡崎慎司(現レスター・シティ)や武藤嘉紀(現ニューカッスル)を獲得した人物でもある。
▶サッカー観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
【関連記事】
● DAZN(ダゾーン)を使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
● DAZN(ダゾーン)が「テレビで見れない」は嘘!6つの視聴方法とは?
● 新時代の幕開けだ!2019 Jリーグ開幕特集
● 【最新】Jリーグの試合日程・放送予定一覧/2019シーズン
● Jリーグの無料視聴方法|2019シーズン開幕前に知っておくと得する4つのこと
● 白熱のJリーグ!2019シーズンの展望|優勝候補や得点王候補など



