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ザッケローニが考えるトップクラブのFWとは？「守備や中盤は戦術で組織できるが…」

アルベルト・ザッケローニ氏は、古巣ミランについて言及し、FWについて語った。

元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、8日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、自身が描くFW像について語った。

2014年ブラジル・ワールドカップで日本代表の指揮を執ったザッケローニ氏は、1998年夏から2年半にわたって率いた古巣のミランについて語る中で、自身が考えるトップクラブの理想のFW像を論じている。

「私の考えでは、トップクラブとして他クラブと肩を並べるには攻撃の選手たちがゴールを決めなければならない。FW全員が2ケタ得点に届かなければならないと考える。達成することができるかどうかは分からないがね」

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「戦術さえあれば、守備や中盤を上手く組織することができるし、エリア内まで選手を運ぶこともできる。だがゴールは個人の問題なんだ。（ミランについて）不安を感じるのは前線と言える。昨シーズンは（ゴンサロ）イグアインがいた。彼は限られた者しか持っていないゴールへの嗅覚を持っていたが、何かが上手く行かなかった。現在、必要なのは（クシシュトフ）ピョンテクのパートナーとなってスペースを攻撃できる選手だろう」

またミランで出番を減らしている生え抜きの21歳FWパトリック・クトローネに言及。「私ならクトローネをレンタルで武者修行に出す。彼は1シーズン、レギュラーとしてプレーする必要がある。私は好きな選手だが、（ミランで）先発起用するか、もしくは他の場所で先発させて成長させるべき時が来た」と語った。