元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、イタリア国営放送『Rai』のラジオ番組『ラディオ・アンキオ・スポルト』に出演し、インテルのFWマウロ・イカルディを巡る問題について持論を展開した。
■イカルディは不在の経緯を説明すべき
ザッケローニ氏の古巣インテルでは、エースのイカルディが招集を拒否したことをきっかけにキャプテンマークをはく奪され、以降はひざのケガを理由に1カ月にわたって欠場を続けてきた。ようやく練習には復帰したが、指揮官のルチアーノ・スパレッティは、元主将の一連の行動を問題視し、31日のラツィオ戦では招集外とした。ザッケローニ氏は、インテル指揮官の判断を支持した。
「どこからこの騒動が発展したのか分からない。主将の腕章をはく奪するに至るには、修復不可能な何かが起きたに違いない。クラブは問題を解決するために、選手の復帰について弁護士と交渉することを選択したが、交渉においてスパレッティという重要な人物が蚊帳の外に置かれていた」
「ロッカールーム内の問題を管理するのは監督の仕事であり、私だったらより深く交渉に関わりたかったと思う。スパレッティは、やるべきことをした。私も同じことをしただろう。選手はプレーしたり、練習したりするだけでなく、ロッカールームの中で一緒に過ごさなければならない。イカルディは、ケガではない理由により、長らく不在だった。チームに何らかの説明をするべきであり、私だったら説明を求めたと思う」
■トッティほどのカリスマ性はないが…
スパレッティは古巣のローマにおいても、引退前のフランチェスコ・トッティ氏と確執が報じられていたことでも知られる。ザック氏は、チーム内で影響力の大きい選手の扱いが難しいことを指摘した。
「これからイカルディをチーム内に戻すのは難しいだろう。彼は説明を拒み、一方で指揮官は説明を要求している。重要な選手は、特にプレーしていないときに管理するのが簡単ではない。ただイカルディにはトッティほどのカリスマ性はないと思う」
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