マンチェスター・ユナイテッドは、アレクシス・サンチェスの加入と、ヘンリク・ムヒタリアンのアーセナル移籍を正式に発表した。
冬の移籍市場を通して、去就が注目されていたサンチェス。先日には、マンチェスター・Uへの移籍が完了したと報じられていたが、ついに22日、クラブが正式に移籍を発表している。
チリ代表FWは、ユナイテッドと4年半契約を締結し、伝統の背番号「7」を着用するようだ。なお、『デイリー・メール』によると、同選手はプレミアリーグ最高給となる週給45万ポンド(約7000万円)を受け取ることになるという。
サンチェスはクラブ公式HPで、意気込みを語っている。
「世界的なビッグクラブに加入できることに興奮している。アーセナルで3年半の素晴らしい時を過ごし、偉大なクラブとそのサポーターとともにとてもポジティブな思い出を残せた」
「しかし、歴史を持つスタジアムでジョゼ・モウリーニョの下でプレーできるチャンスを拒むことはできなかった。ユナイテッドのファーストチームでプレーする最初のチリ人になれたことは誇りだし、クラブが僕を欲しがってくれた理由を世界中のファンに証明したい」
そして、ムヒタリアンは、サンチェスと入れ替わる形でアーセナルへ移籍。2021年までの契約を結んでいる。
アルメニア代表MFは、ロンドンのクラブでプレーすることは夢だったとクラブの公式ウェブサイトに話した。
「この契約がまとまって満足している。ここの一員になれてとてもハッピーだ。アーセナルでプレーすることを夢見ていたから、これで僕の夢は叶った。新たな歴史を作れるように全力を尽くしたい」
サンチェスは、2014年にバルセロナから3200万ポンドで加入。ロンドンで3年半を過ごし、2度のFAカップ制覇に貢献した。一方のムヒタリアンは、2016年夏にボルシア・ドルトムントから加入するも、今シーズンはモウリーニョ監督からの信頼を得られず、18カ月で退団することが決まった。
今冬騒がれ続けてきた“ビッグ6”間の大型トレードがついに決着した。




