28日にIFAB(国際サッカー評議会)の年次総会が行われ、“ヴィニシウス・ルール”の施行について大筋で合意したことが明らかとなった。スペイン『アス』が報じている。
FIFA(国際サッカー連盟)とイギリス本土4協会で構成されるフットボールの競技規則を決定・改正できる唯一の団体IFAB。同団体は28日の総会で、人種差別の撤廃を目指した、新たな規則策定について大筋で合意している。
『アス』曰く、新たな規則のきっかけとなったのは、レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオールだ。ヴィニシウスは現在、フットボール界の人種差別との闘いにおける中心人物となっているが、先日の試合ではベンフィカFWジャンルカ・プレスティアーニから差別的な発言を浴びせられた可能性があり、これが物議を醸している。
プレスティアーニはユニフォームを口元で隠して何を話したか分からないようにしていたが、IFABは今後同じようなことが起こらないように、選手たちが相手の選手たちと話す際、ユニフォームや手などで口元を隠すことを禁じる施策を打ち出す。もし口元を隠して話した場合には、まずイエローカードを提示するという。
この“ヴィニシウス・ルール”は、今夏に行われる北中米ワールドカップ前に施行される見込みだ。


