ウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディン(33)が7日、9年にわたってプレーしてきたアトレティコ・マドリーを退団することを発表した。
アトレティコの本拠地ワンダ・メトロポリターノで記者会見に臨んだゴディンは、今季限りで契約が切れる同クラブを後にすることを発表。ディエゴ・シメオネ監督やチームメートが見守った会見で、ときにこらえ切れなくなって涙を流しながら、次のように話している。
「今、僕はナーバスになっている。試合を戦う以上にね。メディア、チームメート、ここにいる人々、いない人々、コーチ陣、会長、両親に感謝をしたい……。今、僕が過ごしている日々が、アトレティコでの最後の日々となる。この会見はそれを伝えるためのものだ」
「僕はアトレティコを、このユニフォームを愛している。自分にとってアトレティコはクラブではなくて、家族なんだ。僕はずっと、アトレティコという自分の家で過ごしてきたんだよ。だからこそ、別れを告げることは難しい。こんな瞬間が訪れるなんて想像もしていなかったし、心の準備なんてできていない」
ゴディンはまた、アトレティコ退団を決断した理由を説明した。
「契約延長の話はなかったのか? 話し合いはしたけど、合意に至らなかった。一つのサイクル、一つの時代が終わったということだ。僕はこのクラブの歴史の一部になれたことを誇りに思っている。別れには心が傷むけれど、頭を上げていたい。僕はここで、全力を尽くしてきたんだから」
「変化というものは、人生の一部だ。変化があるからこそ、人は成長や成熟を果たせ、また違う角度から人生を見つめることができる。僕は何も後悔していない。40歳までここでプレーしたかったけど、それは不可能なことなんだよ」
ゴディンにとってアトレティコは、子供の頃からの夢を叶えたクラブだったようだ。
「アトレティコはとても大きなクラブで、道や練習場、スタジアムがファンであふれ返っている……。だから、その愛情をしっかり感じ取ることができた。子供の頃からフットボールをプレーすることを夢見てきたけど、スタジアムのピッチに立ち、自分の名前が叫ばれること以上に美しいことなどない。それを感じられたのが、このクラブだったんだよ。ファンから愛され、敬意を持たれることは簡単じゃない。それは、本当に素晴らしいことだ」
2010-11シーズンにアトレティコに加入したゴディンは、ここまで387試合に出場して27得点を記録。入団直後から同チームの最終ラインの要となり、リーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイ、スペイン・スーパーカップ、ヨーロッパリーグ(2回)、UEFAスーパーカップ(3回)と合計8タイトルの獲得に貢献した。とりわけ2013-14シーズンのリーガ最終節、優勝決定戦となったバルセロナ戦(アウェー)で、1-1の同点ゴールを決めてアトレティコを18年ぶりの同リーグ制覇に導いたことは語り草となっている。
なおゴディンの移籍先は、インテルとみられている。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の記事です