コパ・アメリカ2019は決勝でブラジルが3－1とペルーを下し、9回目の南米制覇を達成した。決勝では、15分にブラジルの先制点を挙げたエヴェルトン、44分にPKでペルーの同点ゴールを決めたパオロ・ゲレーロが通算3ゴールずつで得点王のタイトルを分け合うことになったのだが、トロフィーはエヴェルトンに授与された。その理由について、ペルーのメディア『アメリカTV』が言及している。
大会のレギュレーションでは、複数選手がゴール数で並んだ場合は、プレー時間が最も短い選手にトロフィーが与えられることになっている。今大会、エヴェルトン、ゲレーロともに6試合に出場しているが、エヴェルトンのプレー時間が343分だったのに対し、ゲレーロは505分だった。このため、よりプレー時間の短いエヴェルトンにトロフィーが与えられることになった。
なお、ゲレーロの大会通算得点は14ゴールとなり、歴代単独5位に。ペルー代表の通算記録ではロロ・フェルナンデスの15ゴールにあと1点と迫っており、2020年にアルゼンチン、コロンビアで共催される次回大会で記録更新のチャンスがある。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
