コパ・アメリカ開幕にブラジル熱狂！日本代表練習2日目はレアル・マドリー久保建英に同僚刺激

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コパ・アメリカ2019ブラジル大会が日本時間15日に開幕。同大会を配信するDAZNでは『デイリーコパ・アメリカ』と題して、本気の南米勢に挑むサッカー日本代表を徹底取材。第2回は、開幕戦のブラジル代表vsボリビア代表や、ブラジル・サンパウロ市内で2日目の練習を行った森保ジャパンに密着した。

■初戦勝利に現地ブラジルも興奮

(C)Getty Images

開幕戦でボリビアと対戦したブラジルは、MFフィリペ・コウチーニョの2ゴールやFWエベルトンの強烈なミドルシュートで3-0と快勝。前半はボリビアGKの好守もあり膠着状態が続いたが、ひとたび防波堤を崩すと次々とネットを揺らした。

この勝利に、「ブラジル代表がネイマールだけじゃないってことが証明された」と、ブラジル人も熱狂。また、コウチーニョが「全ての初戦がそうであるように、競り合った厳しい試合だった」と振り返るとおり、現地でインタビューを受けたブラジルサポーターの少年も「前半はすごく止まって見えた」と立ち上がりについて厳しい見解を示した。

しかし、「後半はチッチがみんなを叱ったから良くなったと思う。ネイマールがケガしてなければ良かったけど、仕方ないよ。人生ってそういうものだから」と、大人顔負けのコメントで後半に息を吹き返したセレソンを称賛し、「サッカーくじで3-0で勝つって賭けたんだ。10レアル（約300円）勝ったよ！」と喜んだ。

■久保建英の移籍が同僚の刺激に

14日、日本代表2日目の練習前には、かつてジュビロ磐田やブラジル代表を指揮したフェリペ・スコラーリ監督が激励に訪れ、森保一監督とユニフォームを交換。

練習の中ではレアル・マドリーへの完全移籍が決まったMF久保建英に注目が集まったが、公式発表後初の共同会見で当人は「今回はコパ（アメリカ）のことでよろしくお願いします」と配慮を要請。周囲が騒がしくなるなか、“集中モード”に入った。

とはいえ、チームメイトのセルクル・ブルージュDF植田直通が「僕も負けていられないなと思うので、そこはまた自分も頑張りたいという気持ちにはなります」と語れば、サンフレッチェ広島GK大迫敬介も以下のように触発されたとを口にしている。

「年下の選手が海外に行くというのは、すごく刺激になります。下の建英もそうですし、伊藤達哉君（ハンブルガーSV）も海外でプレーしてますし、そういう選手の話を聞いたりするのは自分にとって刺激になります。モチベーションになったり目標としてということになるので、そこはしっかりと食らいついていきたいなと思います」

また、初戦のチリ代表戦について、植田は「この大会でも優勝しているチームですし、かなり強い相手だと思いますが、自分の強さだったりそういったところがキーになってくると思います。戦えるということはすごく楽しみにしています」と意気込む。

久保も、「粘りとかそういうのがあって、勢いがすごいと思います」とチリの印象を語り、「そういったところで尻込みせずに、相手の土俵に乗っかり過ぎないのも大事ですけど、そこ（相手の土俵）でも負けないようにしたいと思います」とを述べた。

森保ジャパンが迎える初戦のチリ戦は、日本時間18日8時にキックオフを迎える。

■日本代表日程※全試合DAZN配信
グループC第1節：6月18日（火）8:00～ vsチリ
グループC第2節：6月21日（金）8:00～ vsウルグアイ
グループC第3節：6月25日（火）8:00～ vsエクアドル

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