ケルンに所属するフランス人FWアンソニー・モデストの天津権健移籍がついに決定した。移籍金は3500万ユーロ(約45億2000万円)と伝えられている。
モデストはケルンと契約解消について問題が生じており、解決に時間がかかっていたが、12日にクラブが「すべての関連当事者が移籍に同意した」ことを発表。さらに、「トニーに感謝し、彼の幸運を祈る」とモデストに感謝の言葉を贈った。中国は14日に市場が閉まるため、駆け込みでの移籍成立となっている。
モデストは昨シーズン、ブンデスリーガで25ゴールをマーク。日本代表FW大迫勇也のパートナーで、ケルンの名コンビはブンデスリーガ屈指のツートップとしても知られていた。来シーズンに向け、ケルンは大迫の相棒を務められるFW探しに奔走することになる。
なお、同じく中国行きが伝えられていたドルトムントFWピエール=エメリク・オーバメヤンは、今のところ成立する可能性が下がっている。一方で、先日にはチェルシーが獲得に乗り出すと報じられていた。
