FW大迫勇也が所属するケルンは16日、ニースから元U-21フランス代表のMFヴァンサン・コジエッロ(22)を獲得したことを発表した。2022年までの契約を結んでいる。
ケルンは先日行われたブンデスリーガ第18節ボルシア・メンヒェングラットバッハ戦で2-1と勝利を収めるも、依然として最下位に沈む。だがそんな中、シュトゥットガルトから獲得したFWシモン・テロッデに続き、コジエッロというセントラルMFの確保に成功した。
ニースでは公式戦102試合に出場し、U-21フランス代表では4キャップを記録したコジエッロだが、アルミン・フェーGM(ゼネラルマネジャー)は「ヴァンサンは最初から私の希望していた選手だったので、『もう1人獲得するのなら彼だ』という考えだった」と語り、「中盤でフレキシブルに起用できて、我々の選択肢を広めてくれる」と紹介している。
また本人は「ケルンはとても熱心に誘ってくれた。良い話し合いを持てて、僕はすぐにとても良い感触を得たんだ。とても強力なリーグの大きなクラブに加わることになったが、なるべく早い時期からプレーし、クラブが目標を成し遂げられることに貢献できれば、と思っている」と意気込みを示した。
なお過去にはミランやアーセナルなどからの関心が報じられ、『transfermarkt.de』では市場価値が1100万ユーロ(約15億円)と伝えられるコジエッロだが、一部報道によると、ケルンが支払う移籍金は330万ユーロ+ボーナス70万ユーロ(約4億5000万円+9500万円)程度だという。ニース率いるルシアン・ファブレ監督の下で出場機会が減少していたことが、移籍金の低下につながったようだ。




