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グリーズマンのバルサ行きは来週にも発表か…契約解除金146億円満額支払いへ

フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンのバルセロナ移籍は、来週にも完了するのかもしれない。英『テレグラフ』が伝えている。

2014年のアトレティコ・マドリー加入以降、公式戦257試合に出場して133ゴールを奪ってきたグリーズマン。ディエゴ・シメオネ監督の下でエースとして活躍し、ヨーロッパリーグ優勝にも大きく貢献してきた。しかし、昨季終了後にSNSで退団の意思を表明し、5年間を過ごしたクラブを離れることを宣言している。

フランス代表FWの移籍先として最も有力と報じられているのはバルセロナ。以前の報道では、3月の時点でグリーズマンとバルセロナは個人条件面で合意に至っていると報じられており、先日にはアトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOが「3月の時点でわかっている。（新天地は）バルセロナ移籍だ」と語るなど、移籍は決定的と見られている。

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そして、正式発表は来週に迫っているようだ。『テレグラフ』によると、グリーズマンとアトレティコの契約解除条項が更新される7月1日に、満額となる1億2000万ユーロ（約146億円）を支払い、移籍を完了させるようだ。

また同メディアによると、グリーズマン獲得に高額を支払うことは、ブラジル代表FWネイマールへ影響を及ぼすことになると伝えている。先日ブラジル大手メディア『Globoesporte』は、バルセロナがネイマール復帰に動いており、パリ・サンジェルマンに対し移籍金＋選手譲渡のオファーを送ることを検討していると報じていた。『テレグラフ』によれば、グリーズマン獲得に高額を支払うことで今夏ネイマールに投じる資金的猶予はなくなるという。そのため、ネイマールの代役として獲得したMFフィリペ・コウチーニョやFWウスマン・デンベレを含む数選手の売却に動くようだ。