レアル・マドリーは3日にコパ・デル・レイのベスト32、アウェーでのカセレーニョ戦に臨む。マドリーにとって今季のコパ初戦となるが、前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は自身が第一次政権を敷いた2013-14シーズン以来クラブが獲得していない同タイトルを、再び勝ち取る意欲を示している。
「私たちにとって重要なタイトルだ。最も重要なのは欧州カップ戦だが、しかしこのクラブのエンブレムをつけていれば、すべての大会に敬意を表し、優勝を狙うことが義務付けられる。今季のコパは、私たちが欲しているタイトルだ」
とはいえ、RFEF2部(実質スペインリーグ4部)のチームを相手にして、やはりローテーションは採用することになる。アンチェロッティ監督はラウール・ゴンサレス監督率いるカスティージャ(Bチーム)の選手たちも遠征に連れて行くことを明言した。
「アリバス、ニコ・パス、マルベル、アルバロ・ロドリゲスを連れて行くよ。彼らはカスティージャで素晴らしいプレーを見せている。ラウールの仕事ぶりは素晴らしく、若手たちは素晴らしい進歩を遂げているね」
その一方で、DFダニ・カルバハルとGKティボ・クルトワは欠場することになるようだ。
「彼らは小さな問題を抱えている。ビジャレアル戦では起用可能となるだろう。それとクロース、ベンゼマ、アラバ、ヴィニシウス、メンディは起用しない。それでも、試合に勝つためにできる限り良いスタメンを組むよ」
アンチェロッティ監督はその一方で、今季限りでマドリーとの契約が切れるMFトニ・クロースについても言及。残りのキャリアをマドリー以外でプレーする考えがない同選手は、2月に契約延長か引退かを決断するとみられる。
「クロースにはすでに明確な考えがあると思っている。来月にははっきりするだろう。一ファンとして言わせてもらうが、彼がここで止まると考えられない。彼はマドリーでキャリアを終えたいと言っていたが、続けてくれることを願っているよ」




