クロップ、CL決勝で昨季の雪辱誓う「帰りに全員が落ち込んでいたのを覚えている…」

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、記者会見でチャンピオンズリーグ（CL）決勝への思いを語った。

リヴァプールは6月1日、CL決勝でトッテナムと対戦する。昨年に続いての決勝進出にクロップは「全員が再びこのチャンスにワクワクしている」と話し、このように続けた。

「昨年も戦い、4年前にも（ヨーロッパリーグ）決勝があった。おそらくそれから経験を詰んだが、ポチェ（マウリシオ・ポチェッティーノ）もそうだろう。ここまで我々は上手く感情をコントロールしてきた。今は純粋にワクワクしているし、楽しみだ。またこのチャンスが訪れたことを喜んでいる」

また、負傷中の選手にも言及し、ナビ・ケイタは欠場、ロベルト・フィルミーノにはチャンスがあることを明かした。さらに昨年を思い出し、雪辱を誓っている。

「我々に大きな影響を与えたことを覚えている。帰りにキエフの空港で列に並んでいたとき、全員頭を下げてがっかりしていた。たくさんの異なる感情があった。だが、再びここまで来たんだ。ただただ信じられないね」

監督キャリアとして最高の瞬間になるか、という問いには「勝てればね。決勝に来たことがかい？それはない。2004年、マインツで昇格したときのほうが上だよ」とも答えたクロップ。最高の瞬間を選手たちと味わうことができるのだろうか。