ボルシアMGヨナス・ホフマンが『Goal』と『SPOX』によるインタビューに応じてくれた。
ドルトムントの育成組織出身でもあるホフマン。当時トップチームデビュー前であったが、2011-12シーズンの国内2冠達成時の思いを馳せつつ、“熱血漢”ユルゲン・クロップの指導法や特別な力、そしてその右腕であったジェリコ・ブヴァッチについて語ってくれた。
そして、ボルシアMGのメンバーやゴルフコンペやダーツ大会の様子など、そのスポーツ狂な一面を覗かせてくれた。
インタビュー=ニーノ・ドゥイト/Nino Duit
■あの騒ぎはすさまじかった

――ドルトムントが前回2012年に優勝したとき、あなたはセカンドチームでプレーしていましたね。
「思い返してもあの騒ぎはすさまじかったよ。ドルトムントの街はフットボールに対してクレイジーで、このクラブがなければあの街は悪い状態になってしまうだろう。だからこそ、あの優勝は街にとって大きなインパクトをもたらしたんだ」
――あの騒ぎの中で覚えていることはありますか?
「DFBポカールの決勝(対バイエルン)まで勝ち進んで、5-2で勝った後そこで祝勝会をやったんだ。あのときのことは今でもよく覚えているよ。あのとき『An Tagen wie diesen(あのときのような日々)』の歌が何度も歌われたのを覚えている」
――それでは、あなたの現所属クラブについてお聞きします。ヘッキング監督が夏に退任することが発表されました。クラブの決断に驚きはありましたか?
「突然降って湧いた話だったから、みんな驚いたよ。普通はそういう決定がある前にメディアの予測を目にしたりするものだけど、今回はクラブからの通達があるまで全く気が付かなかったんだ」
――クラブの決断は正しかったのでしょうか?
「マックス(エベール:スポーツディレクター)は僕たちに、新しい監督を迎えて、新しいやり方で新しい成果を挙げよう、と言っていた。質問に関して言えば、当面の答えは来シーズンわかるはずだよ」
――新監督として就任するマルコ・ローゼ(現ザルツブルク監督)についてはどんな印象がありますか?
「僕がマインツにいたとき、彼もそこでプレーしたことがあると知ったんだ。個人的には会ったことがないけど、もちろん、昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)であったザルツブルク対ドルトムントの試合は見たよ(※ラウンド16、2試合合計2-1でザルツブルクが勝ち抜け)」
――新監督就任の報道の数日後、あなたはチームとの契約を2023年まで延長しました。この2つの出来事に繋がりはありますか?
「おそらく、マックスは僕の契約延長についてローゼに話していたと思うよ。新監督とは個人的に話をしていないけど、それはまだ必要ないことだ」
■ただのスポーツ狂なんだ!
Getty Images――あなたの契約更新に際して、ボルシアMGはSNSに動画を投稿しました。その中であなたは様々なスポーツに挑戦しますが、どれもサッカーほどうまくできない、という内容でした。さて、あなたのプライベートでは、スポーツはどのような役割を果たしていますか?
「僕の時間の大部分を占めるものだね。自分でやるのも、見るもの合わせてね。テレビでもフットボールをたくさん見るんだ。もちろんフランクフルト対マインツのような注目の試合が日曜日に放送されていれば、ずっと没頭して見ているよ。フットボールがなければ僕の人生はうまくいかないと思うけど、時には気分転換するのもいいことだ。放送されていればどんなスポーツだって見るよ。例えば、ゴルフ、ハンドボール、テニス、アメリカンフットボール、バスケットボール、ダーツ……、特に球技のほうが燃えるかな。僕はただのスポーツ狂なんだ!」
――フットボール以外のスポーツで好きなクラブはありますか?
「ホッフェンハイムのユースにいた時に訪問して以来、NBAのダラス・マーベリックスが好きなんだ。ダラスでフットボールのトーナメントに参加したことがあって、その時にマーベリックスのガイドツアーに行ったんだ。夜には試合を見ることができた。とても印象的だったね。ハンドボールではライン=ネッカー・レーヴェンとフレンスブルクを応援しているよ。この2つのクラブのキープレイヤーと知り合いだからね。特にフレンスブルクのマリウス・シュタインハウザーは親友の一人なんだ」
――仕事についても意見を交わしたりしますか?
「そうだね。マリウスとは、プロスポーツでの出来事について話したりできるのが嬉しいよ。精神面で言えばフットボールもハンドボールも、他のスポーツもほとんど違わないしね」
――フットボール以外に精力的に練習している競技はありますか?
「余力があれば、テニスをするのが好きだね。残念ながら、2時間もすると疲れてしまうからあまりできないけど。それに、もちろん僕の力はもっとフットボールに割かなければいけないからね。同僚のトビアス・シュトローブル、トビアス・ジッペル、パトリック・ヘアマンとはよくゴルフに行っている。いつもシュトローブルとヘアマンが組んで、僕とジッペルのチームと2対2で対戦しているんだ。今はジッペルと僕がチャンピオンだから、向こうのチームをからかって遊んでいるよ。だけど、夏のオフの前にリマッチがある。それからダーツをやるのも好きだね。家に的があって、夜になるとやらずにはいられなくなってしまうんだ」
――ロンドンで行われたワールドカップ(PDCワールド・ダーツ・チャンピオンシップ)には行きましたか?
「残念だけど行けなかった。クリスマスシーズンは、夏のオフの以外で妻とゆっくり外出できる唯一の機会なんだ。でも、妻にクリスマスシーズンのロンドン旅行に興味を持ってもらえるように頑張っているよ」
――アレクサンドラ・パレス(ロンドン北部の展示場兼宮殿)にはどんなコスチュームで行きましょうか?
「仲間と考えてみたことはあるけど、まだ決まってないんだ。多分ディズニーのキャラクターから選ぶかな。きっとアラジンに変装すると思う。あそこでアラジンの格好をしている人は見たことないな」
■クロップにはわずかな可能性を信じさせる力がある

――サッカーの話題に戻ります。同僚のトルガン・アザールのドルトムント移籍が決定しました。彼はドルトムントで成功するでしょうか?
「トト(トルガン・アザールの愛称)は違いを作れるプレイヤーだから、必ずドルトムントを良くすることができる。それに関しては全く疑いようがないよ。彼はグラウンドの外では面白い奴なんだ。いつでもリラックスしていて、口からどんどんジョークが出てくる」
――かつてドルトムントで指揮を執ったクロップは、チャンピオンズリーグ(CL)では準決勝でバルセロナ相手に大逆転勝利を収め、決勝ではトッテナム相手に2-0と勝利。リヴァプールに14年ぶりのビッグイヤーをもたらしました。彼の特別な点は何でしょうか?
「クロップは発言で人の心を捉えるのが得意なんだ。どんな試合でも、それがCLの準決勝であっても、普段のブンデスリーガの試合とやることは変わらないんだ。クロップは選手たちをとてつもなくハングリーにして、ほとんど望みがない状況であってもわずかな可能性を信じさせる力がある。この能力こそが監督としての彼の特徴なんだ」
――スピーチ中に音楽や映像といった手段を使ったりはするのですか?
「いや、彼は完全に言葉とジェスチャーだけしか使わないね」
――数ヶ月前、クロップは長年連れ添ったアシスタントであるジェリコ・ブヴァッチと決別しました。最近、彼がブンデスリーガクラブの監督職に就任するのでは、という噂を常に耳にします。あなたは彼とドルトムントで一緒に仕事をしていますが、ブヴァッチは信じてついていける監督になると思いますか?
「チャッキー(ブヴァッチの愛称)はどのブンデスリーガのクラブにもおすすめできる。彼は本当に素晴らしいコーチだし、どこを取ってもトップレベルだ。ドルトムント時代から彼はクロップの下で大きな責任を負ってきた。この二人は戦術的に馬が合っていたから、クロップは練習メニューのデザインについて彼に大きな権限を与えていた。ただ、もしチャッキーが監督になるのであれば、もう少し殻を破る必要があるかもしれないね」
――どういう意味ですか?
「彼は物静かな男なんだ。縁の下で働きたがるタイプの人だ。でも、彼はとても面白い人なんだよ。そうだと知らなくても面白いはずだ。彼がトレーニングのやり方を指示するときは、いつも大爆笑が起こっていたよ。ただただ面白くて、ポジティブで、陽気な一面も彼は見せてくれたんだ」
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

