レアル・マドリーやウェールズ代表の指揮官を歴任したジョン・トシャック監督が、同胞のMFギャレス・ベイルにメッセージを送っている。イギリス『BBC』で語られた内容をスペイン『アス』が伝えた。
2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝で圧巻のオーバーヘッドシュートを決めるなど、レアル・マドリーの欧州3連覇にも大きく貢献したベイル。かつてはクリスティアーノ・ロナウド(現ユヴェントス)、カリム・ベンゼマと共に“BBC”と名付けられた攻撃ユニットを結成し、世界最高峰のアタッカーに数えられた。
しかし、これまでも負傷による欠場の多さが目立っていたうえ、新エースとして期待された2018-19シーズンには低調だったクラブを救うことができず、不本意なパフォーマンスに終始。今夏にはジダン監督も放出を明言しており、その立場はこれまでにないほど危ういものとなっている。
2006年に当時16歳だったベイルをウェールズ代表に抜擢したトシャック監督は、愛弟子の現状に複雑な思いを抱えているようだ。
「レアル・マドリーがどれほど難しいかは分かっている。とても、とても難しいクラブだ。私は2度あそこにいたが、ギャレス(ベイル)からは何も出てこない。何もない。(話しているのは)代理人だけだ」
「ただ試合をプレーするんだ。本当に思ったことを言うんだ。(自分が)どうなるべきかを他人に言ってもらわないでくれ。君が望むもの、好きなもの、プレーしたい場所を伝えろ。もう少し君自身のパーソナリティを示すんだ」
「君のために話す人や代理人なんて必要ない。自分自身で話さなければならないんだ。ギャレスが何かを言うのを聞いたことがない」
ベイル当人があまりメディアに出てこないことに問題があると指摘したトシャック監督。さらに、同選手が未だにスペイン語を話さないことも気がかりに感じているようだ。
「ギャレス、出てきてインタビューを受けるんだ。君自身が話しなさい。6、7年いるが、ここの言葉を話さないじゃないか。それは君が働いている土地の人々への侮辱だよ」
「色々と勝ち取ってきたけど、結局今はここではギャレスに関するすべてが否定的だ。彼は5、6年間にわたり重要な存在だった。毎週訪れるサポーターたちやこの国に、彼がもう少し自分自身を寄り添わせなかったことは物凄く残念だ」
「ギャレス、出てきて、少し時間をかけて言葉を学ぶんだ。何もしなければどうにもならない。それ(何もしないこと)がマドリッドで彼の助けになることはない」
噂されていた中国への移籍も立ち消えになったことが報じられ、去就が宙に浮いた状態となっているベイル。恩師の激励を受け、状況に変化を生じさせることはできるのだろうか。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です



