カバーニ獲得失敗のアトレティコ、カラスコ復帰が間近に！31日にも発表か

アトレティコ・マドリーは、ベルギー代表FWヤニック・フェレイラ・カラスコの獲得に迫っているようだ。

ディエゴ・シメオネ監督体制9年目を迎えたアトレティコ。堅守ぶりは変わらないものの、得点力不足が深刻な問題となっており、リーガ・エスパニョーラ21試合消化時点の得点数は「22」。直近公式戦3試合勝利から遠ざかっており（1分け2敗）、攻撃陣の補強は急務となっている。

そんなアトレティコは、移籍市場を通してパリ・サンジェルマン（PSG）FWエディンソン・カバーニの獲得に動いていることが伝えられ、選手本人も退団を希望。何度も会談したことが伝えられていた。

しかし、合意には至らなかったようだ。フランス『レキップ』によると、PSGは今季で契約が満了となるカバーニの移籍金として、2000万ユーロ（約24億円）を要求。アトレティコはこれに合意せず、交渉は破談に終わったという。

カバーニ獲得は失敗に終わったアトレティコだったが、別のアタッカーを確保することに成功したようだ。スペイン紙『as』によると、カラスコの移籍で大連一方と合意。選手はすでにマドリード入りしており、メディカルチェック完了後、31日にも契約を結ぶことになると伝えている。

同紙によると、アトレティコは資金を確保するためにMFトマ・レマル放出に動いていたが、実現は困難なため、カラスコは買取義務付き期限付き移籍での加入になると見られる。なお、カラスコにとっては2018年の退団以来、2年ぶりの復帰に。アトレティコでは124試合を戦い、23ゴール17アシストを記録している。