2022年、中東初のワールドカップ開催に向けて着々と準備が進むカタール。5月16日には、完成したばかりのアル・ジャノブ・スタジアムのこけら落としとして、アミール・カップ決勝戦アル・サッド対アル・ドゥハイルの一戦が行われた。
アル・サッドに所属するバルセロナのレジェンド、シャビの現役ラストゲームの舞台になるなど大きな注目を集めるアル・ジャノブ・スタジアム。そこで、『Goal』ではこのスタジアムに関する10個の特徴を紹介する。
まず1つ目、2022年ワールドカップへの準備の一環として建設されたアル・ジャノブ・スタジアムは、ハリーファ国際スタジアムに次ぐ、準備の整った2番目のスタジアムとなる。2つ目は、首都ドーハから23キロの場所に位置する同スタジアムは、2022年ワールドカップに向けて、改築や修繕ではなく、ゼロの状態から建設された最初のスタジアムである。
特徴3つ目は、 アル・ジャノブ・スタジアムがFIFAの基準を満たすためワールドカップの期間中のみ収容人数を4万人に設定したという点。そして、大会終了後には、スタジアムの上段を取り外す予定であり、インフラ設備が必要な国に寄付されるようだ。さらに、 サイクリングや陸上トラック、乗馬エリア、多目的スペースなどコンプレックススポーツ施設としての機能を有することも抑えておきたい。今後は、市場やモスク、学校といった公共施設も建設されていく予定だ。
5つ目はアル・ジャノブ・スタジアムの空調設備。暖房、換気、冷房システムが備わっている。客席では座席の下から風を送り出すシステムを採用する一方で、ピッチ上では8つのエアハンドリングユニットが使用されている。なお、いずれのユニットもピッチサイドに設置されたプレナムに繋がれており、プレナム自体も複数のジェットノズルからピッチに風を送り出せるようになっているようだ。
このスタジアムの特徴であるの屋根が6つ目。アル・ジャノブ・スタジアムには長い、長方形の屋根が取り付けられており、ピッチに日陰を作る役割を持つ。長さ92メートル、重さ378トンのステンレス製の屋根は、ピッチから上空50メートルのところに位置している。
7つ目として、2014年から始まった建設工事にはカタールの地元企業5社が携わる。また、地元企業の1つであるアーバン・コンセプトは、わずか9時間15分で芝の植え付けを完了させたようだ。特徴9つ目は、2022年のワールドカップ終了後、地元のアル・ジャノブ・スポーツクラブがアル・ジャノブ・スタジアムを使用する予定である。
そして最後、10個目の特徴はスタジアムのデザイン。アル・ジャノブ・スタジアムは、イラク系イギリス人の有名建築家である故ザハ・ハディッド氏が手掛けたデザインを採用している。
アル・ジャノブ・スタジアムは、この斬新なデザインにより2022年のワールドカップの目玉としても注目を集めそうだ。
▶サッカー観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
【関連記事】
● DAZNを使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
● DAZNが「テレビで見れない」は嘘!6つの視聴方法とは?
● DAZNの2019年用・最新取扱説明書→こちらへ ┃料金体系→こちらへ ※
● 【簡単!】DAZNの解約・退会・再加入(一時停止)の方法を解説 ※
● 【最新】Jリーグの試合日程・放送予定一覧/2019シーズン
● Jリーグの無料視聴方法|知っておくと得する4つのこと
「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

