女子ワールドカップ決勝はアメリカとオランダの戦いに決まった。
すでにアメリカが3大会連続の決勝進出を決めた中、オランダとスウェーデンによる準決勝が3日に行われた。
欧州勢同士の対戦は、キーパーの活躍が目立つ展開に。ともに再三のチャンスが訪れるも、ネットを揺らすことはなく、90分間を終えて延長戦へと突入する。
すると延長前半から圧力をかけ続けたオランダの攻撃がついに奏功する。99分、ゴール中央へくさびを送り込むと、こぼれ球を拾ったのはジャッキー・グルーネン。エリア外から右足を振り抜くと、ボールはゴール左隅へと収まり、ついに試合が動く。攻守に走り回ったグルーネンにとっては、嬉しいワールドカップ初ゴールとなった。
1点ビハインドとなったスウェーデンは、攻撃に人数を割いて反撃へと打って出る。セットプレーを含めたロングボール攻勢でオランダを攻め立てるが、最後までゴールは生まれず。オランダが1点を守り切る形で、史上初の決勝進出を決めた。
なお、アメリカとの決勝は日本時間8日24時キックオフとなっている。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
