フィオレンティーナに所属するウルグアイ代表DFマルティン・カセレスが、インスタグラム上でライブ配信を行い、自身が新型コロナウイルスに感染していたことを告白した。
新型コロナウイルスの感染拡大により、22万人以上が感染、3万人以上の死者が出たイタリア。サッカー界においても、ユヴェントスのダニエレ・ルガーニを始めとして陽性者が相次いだ。フィオレンティーナでは、3月にFWパトリック・クトローネら選手3名のほか、チーム関係者やその家族など複数の感染者が報告されていたが、5月の練習再開に向けて行われた検査において、新たに選手3名らの陽性が明らかになっていた。
その中の1人がカセレスであったとみられる。33歳のウルグアイ人DFは、SNS上でライブ配信を行うと、自身が知らぬ間にウイルスに感染していたことを明かした。
「気づかない間にコロナウイルスが60日間も体内にいたようだ。3月8日から15日にかけていくつか症状は出ていた。自宅でトレーニングをしているときに息切れを感じたんだ。それから隔離生活を送るよう指示を受け、その20日後には治るものだと思っていた。しかし現実は違った。ウイルスは僕のことが大好きだったみたいだよ」
続いてカセレスは、その後の検査で陰性となり、現在はすでに回復していることを報告。「PCR検査を受けて陰性になった。今は元気だし、リフレッシュした気分だよ」と述べた。なおフィオレンティーナでは、ダニエレ・プラデSD（スポーツディレクター）も先日、コロナに感染していたことを告白。家族8人に移してしまった体験談を明かしていた。
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