ウディネーゼ(セリエA)のオーナー、ジャンパオロ・ポッツォ氏が一足先に再開となったブンデスリーガについて、自身の見解を示した。
ヨーロッパのサッカー界は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、3月中旬より中断期間へと突入していた。だが5月16日よりドイツでは無観客ながらリーグ再開へと踏み切る運びに。各試合では1チーム5名まで交代できるという特殊なルールの中、9試合が消化された。
だだ、すべての選手が2カ月以上実戦から遠ざかっていたこともあり、ブンデスリーガ各試合では負傷者が続出。ポッツォ氏は「ドイツはリーグ再開を成功例として売り込んだが、最悪な形のリスタートだったと思う」との見解を示した。イタリア『ラジオ・スポルティーバ』に対して語っている。
「リーグ再開にあたり、選手たちの負傷は大きな懸念材料となっている。ドイツでは最初の6試合で8人もの負傷者が出た。適切な準備が行われなかった場合、その代償を支払うことが証明された」
「リーグ戦をすべて消化するため、再開後は1週間に2試合をこなすというプランも動いている。そんな状況下で試合を強行したら、1チーム30人が必要なことになってしまうよ」
ポッツォ氏は、リーグ再開について理解を示しながらも「我々は再開に反対しているとか、プレーをしたくないということではない。ただ、6月中旬の再開を目指すのはあまりに時期尚早なのではないかと思っているんだ。それには同意することができない」と続け、選手たちが負傷するリスクが高まっている状況に懸念を示している。
「規範の中で的確な処置をして、回復に向けて動いている人たちがいる。それなのにレガ・カルチョが無理に再開へと踏み切るのは侮辱にも等しい行為だと思う。ここまで2カ月半も選手たちは十分に練習することもままならなかった。万全な形でピッチに戻るためには、少なくとも1カ月以上の時間が必要となるはずだ。各自の家では、実戦を想定した負荷の高いトレーニングをすることなんかできないからね」
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