ウクライナが初優勝！韓国はアジア勢初制覇に届かず…／U-20W杯

どちらが勝っても初優勝の対決はウクライナに軍配が上がった。

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現地時間15日、ポーランドで開催されているU-20W杯は決勝戦が行われ、ウクライナが韓国を3-1で下し初優勝を飾った。

堅守ウクライナを韓国がどう攻略するかがカギを握るかに思われたが、開始わずか5分で韓国がPKのチャンスを得る。これをエースのイ・ガンインが冷静に決め、韓国が幸先よく先制点を奪った。

早くも追いかける展開となったウクライナがボールを保持するようになり、リードした韓国は守備に重きを置きつつカウンターを狙う。ウクライナは10番のブレツァがFKやミドルレンジから積極的にシュートを狙い、韓国ゴールを脅かしていく。

守勢に回りながらもよく耐えていた韓国DF陣だが、34分についに失点。ブレツァがゴール前に上げたFKは一度は跳ね返すが、エリア内にこぼれたルーズボールをスプリアハが拾ってトゥーキックで押し込み、ウクライナが同点に追いつく。

1-1のまま迎えた後半、追いついたウクライナが立ち上がり52分に逆転する。右サイドからコノプリアが送ったラストパスに、呼応したスプリアハが沈めて2-1とスコアをひっくり返した。

こうなると攻めるしかない韓国。イ・ガンインを中心に攻勢に出るものの、堅守ウクライナも粘り強い守備で決定機を与えず。逆に鋭いカウンターを見せるウクライナに対し、韓国は守護神イ・グァンヨンがファインセーブで切り抜けなければリードは広がっていた。

追いつきたい韓国だが、その後もイ・ガンイン頼みの攻撃から脱却できず。終盤はパワープレーで攻めていくが、ウクライナも全員守備でこれをしのぐ。すると終了間際、カウンターからツキシビリが1人でドリブルで持ち込み、そのまま左足でフィニッシュ。これがゴール右へと決まり、ウクライナが優勝に近づく大きな追加点を奪う。

アディショナルタイムは5分取られたが、開始早々のPK以外、ウクライナの堅守を崩せないまま、試合終了。どちらが勝っても初となる優勝の行方は、ウクライナの戴冠で幕を閉じた。

■試合結果
U20ウクライナ 3-1 U20韓国

■得点者
U20ウクライナ：スプリアハ（34分、52分）、ツキシビリ（89分）
U20韓国：イ・ガンイン（5分PK）

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