ヴィッセル神戸は21日、トップチームの体制変更について発表した。暫定指揮官には、ヤングプレイヤーデベロップメントコーチを務めてきたリュイス・プラナグマ・ラモス氏が就任した。
今季、開幕7試合で4分け3敗の未勝利とクラブワーストのスタートとなった神戸は、20日に三浦淳寛前監督の退任を発表。後任には、リュイス氏が就くことになった。
スペイン出身で現在41歳のリュイス氏は、これまでにビジャレアルやエスパニョール、グラナダの各ユースなどで指導。2020年シーズンから昨年5月まではFC今治の監督を務め、今季から神戸のヤングプレイヤーデベロップメントコーチに就任していた。
神戸を率いることになったリュイス氏は公式サイトを通じて、「この素晴らしいクラブを率いることができ、本当に光栄な思いです。トップクラスのチームが既に出来上がっているこの環境で、一流の選手、スタッフに囲まれて仕事ができることにワクワクしています。皆が一つになって努力することができれば、必ずファンの皆さんに誇ってもらえるようなチームになれることを確信しています」と意気込みを語った。
また神戸は、新たなスポーツダイレクターに東京ヴェルディ前監督の永井秀樹氏が着任することも発表。永井氏は「夢のあるヴィッセル神戸のプロジェクトに加われること光栄に思います。プロジェクト成功の為に初心に立ち戻り粉骨砕身努力してまいります」と抱負を語った。
■トップチーム暫定体制
監督/リュイス・プラナグマ・ラモス(41)
コーチ/菅原智(45)
アシスタントコーチ/北本久仁衛(40)
スカウト担当コーチ/林健太郎(49)
スカウト担当コーチ/平野孝(47)
GKコーチ/アレックス(49)
分析コーチ/吉村俊希(30)
フィジカルコーチ/山崎亨(53)
コンディショニングコーチ/梅木暁(31)
