インテルは29日、マンチェスター・ユナイテッドからチリ代表FWアレクシス・サンチェスを獲得したことを発表した。1年間のレンタル移籍。サンチェスはウディネーゼに所属していた2010-11シーズン以来のセリエA復帰となる。
2018年1月にアーセナルからユナイテッド入りしたサンチェスだが、1年半で公式戦45試合に出場して5ゴールにとどまるなど、なかなか好パフォーマンスが続かず。今夏のコパ・アメリカ2019ではチリ代表として6試合2得点を挙げるなど好プレーも見せていたが、年俸が高額ということもあってクラブが放出を検討していることが伝えられていた。
事前にイギリス『ガーディアン』が報じていたところによれば、今回の契約には買い取りオプションが付随していない。また、サンチェスの給与に関して、週給39万ポンド（約5100万円）のうち17万5000ポンド（約2300万円）をインテルが、残りはユナイテッドが負担するとのことだ。
今季からアントニオ・コンテ監督が就任したインテルは今夏、同じくユナイテッドからFWロメル・ルカクを獲得したほか、カリアリからMFニコロ・バレッラ、サッスオーロからMFセテファノ・センシ、ヘルタ・ベルリンからMFヴァレンティーノ・ラザロ、フリーでDFディエゴ・ゴディンをそれぞれ補強。26日に行われた開幕節ではレッチェに4-0で勝利するなど、ユヴェントスの9連覇を阻止する対抗筆頭になるのではないかと期待されている。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
