パリ・サンジェルマンに所属するMFハビエル・パストーレのインテル移籍が厳しくなっているようだ。29日、『Goal』の取材により明らかになった。
移籍期限の31日が迫る中、インテルのピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)は囲み取材に応じ、パストーレ獲得交渉の現状を明かした。「進展はない。私の仕事は夢をプレゼントすることではない。現実しかプレゼントできない。インテルのために尽くしているが、現段階で条件は揃っていない」と述べ、インテルが提示したオファーに対し、パリSGからの歩み寄りがなければ移籍の実現が難しい状況にあることを示唆した。
また蘇寧グループのテクニカルコーディネーターであるワルテル・サバティーニ氏も、「今は複雑な状況で難しい」と現状を語っている。
なお、パストーレの代理人を務めるマルセロ・シモニアン氏は、『FcInter1908.it』のインタビューに対し、「パリSGはパストーレ売却を望んでいない。現実的で具体的なオファーが届けば、パリSGも反対しないだろう」と述べており、インテルからの歩み寄りを期待した。パストーレ獲得はインテルの“夢”のままで終わってしまうのか、動向は注目されるところだ。




