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インテルとローマ、互いに譲らず…CL出場権を争う上位対決はドロー/セリエA第33節

現地時間20日、イタリア・セリエAは第33節が行われ、3位インテルがホームに5位ローマを迎えた。

勝ち点6差で迎えた上位対決。先にチャンスを迎えたのはホームのインテル。8分、マッテオ・ポリターノのクロスをラウタロ・マルティネスが頭で合わせる。しかし、完璧に捉えたヘディングはGKアントニオ・ミランテがはじき、ポストを叩いて外れた。

勝ってCL出場権に望みをつなぎたいローマは、カウンターから好機を作る。迎えた14分、カウンターから左サイドでボールを受けたステファン・エル・シャーラウィがカットインして右足を振り抜くと、コントロールされたシュートがゴール右に突き刺さり、ローマが先制に成功する。

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その後も攻勢に試合を進めるローマに対し、インテルはなかなか攻めに転じることができず、28分には右クロスをブロックしたボルハ・バレーロの手に当たり、ハンドを疑われたが、主審の判断はCKとなった。

徐々にボールポゼッションを高めてローマに圧力をかけていくインテルは43分、クワドウォ・アサモアが強引な突破からシュート。DFに当たってコースが変わり、ゴール左へとわずかに外れる。

後半、1点リードのローマはジェンギズ・ウンデルに代えてニコロ・ザニオーロを投入。一方のインテルも54分、ラジャ・ナインゴランに代わって投入されたマウロ・イカルディが大きな拍手で迎えられた。

すると61分、ダニーロ・ダンブロージオの右クロスを、ファーサイドでフリーとなっていたイヴァン・ペリシッチが頭で合わせて同点に追いつく。

まさに一進一退の攻防が続く中、69分に右サイドからのスローインを受けたマティアス・ベシーノの折り返しをラウタロ・マルティネスが捉えるが、ボレーはゴール上へと打ち上げてしまう。

イカルディ投入で流れを引き寄せたインテルは79分、ラウタロ・マルティネスに代わってジョアン・マリオを投入。ローマも81分にロレンツォ・ペッレグリーニに代えてユスティン・クライファートを投入し、勝ち点3を狙いに行く。

インテルは84分、ポリターノを下げてケイタ・バルデを投入し交代枠を使い切る。終了間際には、クライファートがトップスピードでエリア内に侵入しシュートも、GKサミル・ハンダノヴィッチが防いで失点を許さず。残り時間少ない中で互いに勝利を狙って攻め合ったが、決め手を欠き1-1のままドロー。勝ち点1を分け合う結果となった。

■試合結果
インテル 1-1 ローマ

■得点者
インテル:ペリシッチ(61分)
ローマ:エル・シャーラウィ(14分)

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の記事です

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