イングランド代表のリー・カーズリー監督は、正式な指揮官就任の可能性を否定した。
2016年からイングランドを指揮し、チームを2大会連続でEURO決勝に導いたガレス・サウスゲート監督だが、今夏に8年間指揮したチームから退任。後任が決まらない中、イングランドサッカー協会はU-21イングランド代表を指揮するカーズリー監督に暫定的にチームを託すことを決めた。
新生イングランドは2連勝スタートを切ったが、10日のウェンブリーでのギリシャ戦でまさかの1-2の敗戦。多くの負傷者を抱えるものの、格下チーム相手に本拠地で負けたことからカーズリー監督には厳しい目が向けられ始めている。
そんなカ-ズリー氏は、イギリス『talkSPORT』で正式な指揮官に就任するかと問われて「ノー、私は正式に申し込んでもいない。なぜなら、私はU-21で働いてきたし、私の仕事に本当に満足している」と話し、自身の考えを続けた。
「私はFAに雇われている身であり、シニアチームを指揮するように頼まれた。これは名誉なことで、私のキャリアの中で最も誇れる瞬間だった。このチームにどれだけのポテンシャルがあるかを見ることができて私は本当に幸運な立場にいる」
「フットボール界で最高の仕事の一つだ。勝利を掴めるチャンスのある仕事は多くはない。新たに来るコーチには優勝するための本当に良いチャンスがあると強く感じているし、我々のチームは最高の監督が指揮するのにふさわしいと思う」
