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イニエスタ「PKは博打、クレイジーな展開だった」。9人連続PK失敗はJリーグ史上初

新シーズンの開幕を告げる『FUJI XEROX SUPER CUP 2020』が8日、埼玉スタジアム2002で行われ、ヴィッセル神戸が横浜F・マリノスとのPK戦に及ぶ死闘を制して初優勝を決めた。

前半にドウグラスの加入後初ゴールで先制した神戸は、その後古橋亨梧、山口蛍にもゴールが飛び出したが、横浜FMに3度追いつかれる展開に。結局90分で決着はつかず、大会規定により即PK戦に突入した。

このPK戦がこの試合における最大の見どころとなった。9年ぶり9度目となったPK戦は、横浜FMと神戸ともに2人目までは成功させたものの、3人目から思わぬ展開に。横浜FMのマルコス・ジュニオールのキックがGK飯倉大樹にセーブされると、神戸3人目の小川慶治朗は左ポストに当てて失敗。

すると横浜FMは水沼宏太、松原健、和田拓也、遠藤渓太と4人が立て続けに失敗。一方の神戸も西大伍、大崎玲央、トーマス・フェルマーレンが決められなかったが、7人目の山口がしっかり仕留めて勝負あり。今季は5冠獲りの可能性もある神戸が、同大会初出場で初優勝を達成。まずは1冠目を獲得した。

『Jリーグデータセンター』によると、今回のPK9人連続失敗は、『FUJI XEROX SUPER CUP』を含め、リーグ戦、カップ戦、あらゆるプレーオフを含んでもJリーグ史上初の記録だという。過去の連続最多記録は1993年7月3日に長崎で行われたサントリーシリーズ第15節の横浜フリューゲルスとヴェルディ川崎の5連続失敗であった。また、同一PK戦での合計9人失敗は過去に例があるものの、連続での9人失敗は史上初だという。

PK戦で1人目のキッカーを務めたイニエスタは「自分がまず決めることができてほっとした気持ちで見ていた」という。しかし、「そこからクレイジーな展開になった」と振り返り、最終的には「マリノスも外していくなかで、自分たちが勝利できてほっとしている」と胸をなでおろしていた。

W杯やバルセロナでも数多くのPK経験のあるイニエスタからしても「PKは博打のようなところがある。どうなるか分からない」と考えているようで、何よりも「今日はヒロキ(飯倉)が素晴らしいパフォーマンスをしたのでそれを褒めたいと思う」と、再三のピンチを救った“守護神”飯倉へ賛辞の言葉を惜しまなかった。

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