ロシア・ワールドカップで話題となった日本代表の整理整頓されたロッカールームの精神が、イタリアのアマチュアリーグ(CSIリーグ)に所属する選手たちに引き継がれている。イタリア紙『コリエレ・デル・ヴェネト』が4日、伝えている。
ロシアW杯では、ベルギー戦終了後の美しい日本のロッカールームが世界中で注目を浴びた。あれから8カ月が経った現在も、日本の清掃の精神は忘れられていないようだ。イタリア紙は、「試合終了後、完璧に清掃されたロッカールーム…アウェーチームが模範を示す」との見出しをつけ、パドヴァでのエピソードを紹介している。
パドヴァのルバーノに拠点を置くルバネーゼは、アフリカ出身の移民で構成されたリーグ最下位のレアル・スペランツァを迎えて試合を行った。その試合終了後、ルバネーゼの幹部たちは、アウェーチームのロッカールームを見て目を疑った。「まるで誰も足を踏み入れなかったかのようだった」という。試合を終えた選手たちがロッカールームを立ち去る前に清掃を行っていたからだ。
ルバネーゼのジュゼッペ・ファッジン会長は、アフリカ出身の選手たちの行動に驚きを隠せない。「長年、サッカーをプレーしてきたが、このようなことは1度も経験したことがなかった。人間として貴重な勉強をさせてもらい感謝する。これこそスポーツの美しいところだ!」と述べている。ルバーノのサブリナ・ドーニ市長もフェイスブックを更新し、「肌の色や出身地は関係なく、違いを作るのは常に人間そのものだ」とコメントしている。
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