ビジャレアルが元アーセナルMFトーマス・パーティ（32）の獲得に動くようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
現在、中盤の補強を目指しているビジャレアルは、今夏でアーセナルとの契約が切れたトーマスに目をつけた模様。チャンピオンズリーグ出場権を目指す同クラブおよびマルセリーノ・ガルシア・トラル監督は、アトレティコ・マドリー、アーセナルで実力を示してきたガーナ人MFが、チームの「クオリティーを飛躍させる」存在と捉えているという。
トーマスは2020年夏に移籍金5000万ユーロでアトレティコからアーセナルへと渡り、ロンドンのクラブでも主力として活躍。だがアーセナルとの契約を延長せず、6月限りでフリーとなっている。ビジャレアルは移籍金を支払う必要がないために、たとえ年俸が高くとも賄うことが可能と考えている様子だ。
なおトーマスは、2021年から22年にかけて2人の女性に対して、5件の強姦、1件の性的暴行に及んだ疑いがあるとして起訴されている。同選手は今月5日にウェストミンスターの裁判所に出廷する予定だ。