「アルゼンチンでは何で…」母国では批判も受けるメッシが息子との逸話明かす

バルセロナのFWリオネル・メッシは、息子チアゴ君との逸話を明かしている。ラジオ『Club Octubre 94.7』が伝えた。

すでにバルセロナでは伝説的な存在となり、5度のバロンドール受賞歴を持つメッシ。一方で、アルゼンチン代表では主要タイトルの獲得はなし。先日には代表復帰を果たしたものの、フル出場したベネズエラ戦で1-3と完敗を喫するなど、クラブでの素晴らしいパフォーマンスは鳴りを潜めている。

そのため、アルゼンチン国内ではときにメッシへ厳しい論調での批判も展開される。どうやらそういった事象について息子のチアゴ君は理解しているようで、メッシはこのように語っている。

「難しいよ。息子はいつもYou Tubeで動画を見ているんだ。そうすると、『なんでアルゼンチンでは皆がパパを殺したがっているみたいなの？』と聞いてきたよ」

それでも、メッシはアルゼンチン代表での栄冠を諦めていない。「僕は続けていきたいんだ」と話し、意欲を燃やす。

「まだ代表で何かを勝ち取りたい。重要な試合がこれからあるんだ。すでにワールドカップ決勝に進んだこともあるし、これは簡単なことじゃないよ」

今夏にはコパ・アメリカも控えるアルゼンチン代表。メッシは母国にトロフィーをもたらすことができるのだろうか。