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アトレティコ・マドリーが、レアル・マドリーMFマルコス・ジョレンテの獲得に動き出しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
アトレティコはマンチェスター・シティとバイエルン・ミュンヘンが獲得を狙うロドリが実際に退団する場合、M・ジョレンテの獲得を目指す模様。ディエゴ・シメオネ監督が、後釜として獲得するようクラブに要請したとのことだ。
アトレティコはロドリを売却する場合、同選手の契約解除金7000万ユーロを手にすることになり、移籍金4000万ユーロ前後とされるM・ジョレンテの獲得は金額的にハードルが低い。ただ問題となるのは、M・ジョレンテの所属クラブが同じ町のライバルであるレアル・マドリーであるという点だ。
レアル・マドリーは自クラブの下部組織出身で、現名誉会長のパコ・ヘント氏の大甥、元選手のラモン・モレノ・ グロッソ氏の孫であるM・ジョレンテのアトレティコ移籍を快く思っていない模様。そのため、大型補強を敢行して選手売却が必要となっているにもかかわらず、M・ジョレンテを完全移籍ではなく、レンタルで放出することも検討しているようだ。その理由はレアル・マドリーとアトレティコ間でのレンタル移籍が、完全移籍以上のタブーとなっており、レンタルならばアトレティコの手に渡ることがないためである。
ただ『マルカ』によれば、ジネディーヌ・ジダン監督に戦力として数えられていないM・ジョレンテは、同じ国、同じリーグ、同じ町でプレーでき、またチャンピオンズリーグにも継続して参加しているアトレティコ移籍を、前向きに捉えている様子。“禁断の移籍”が実現する可能性は、低くはなさそうだ。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です