フランクフルトは現地時間22日に行われたブンデスリーガ第30節でヴォルフスブルクと対戦し、1-1で引き分けた。ドイツ2大紙はリベロでフル出場した元日本代表MF長谷部誠にフィールドプレーヤー最高の点数をつけている。
ミッドウィークのヨーロッパリーグ準々決勝ベンフィカ戦(2-0)から中3日でヴォルフスブルクとのアウェーマッチに臨んだフランクフルトだが、相手に押し込まれる状況が続いていた78分、途中出場のMFジョナサン・デ・グズマンが先制弾をマーク。しかし、90分にはDFジョン・ブルックスにゴールを許し、ドローで試合を終えている。
そんな中、長谷部は前節アウクスブルク戦(1-3)に続きこの試合の10分にも相手シュートをライン上でクリア。チームはELでの戦いからの疲れをうかがわせるなかでも集中力を維持し、とりわけ守備で大きな存在感を発揮した。
そして、ドイツ紙『ビルト』はそんな長谷部のパフォーマンスを、GKケヴィン・トラップとアディ・ヒュッター監督とともに最高タイの「2」と高く評価。寸評では「前半はゴールライン上でクリアしたため0-0のキープに貢献してチームを救った。視野が広く、ボールをうまく扱った」と称賛した。
また『キッカー』での評価はトラップ(「2」)に次いで「2.5」とフィールドプレーヤーではチーム単独最高点となった。これによって、今シーズンのブンデスリーガ戦の半数以上にそれぞれ30分以上出場したフィールドプレーヤーの平均点ランキングでの点数は「2.81」となり、現在4位に位置している。
なおこのランキングのトップ3は好調ホッフェンハイムの3人、FWイシャク・ベルフォディル(「2.67」)、MFケレム・デミルバイ(「2.76」)、DFニコ・シュルツ(「2.79」)が占めている。
(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の記事です