ベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)は現地時間14日、リーグ戦第19節でズルテ・ワレヘムと対戦し、1-5の大敗を喫した。シュミット・ダニエルや鈴木優磨が出場した一方で、ベンチ入りしたイ・スンウは出場せず。監督が交代してもなお、出場機会を得られていない現状に、韓国メディアは「ここまできたら露骨な除外」と厳しい論調を展開している。
前半の早い時間に先制されたSTVVだったが、34分にアレクサンドル・デ・ブラインのゴールで同点に追いつく。しかし、44分に勝ち越しゴールを許すと、後半に一挙3ゴールを献上。1-5の大敗を喫している。
この試合でベンチ入りを果たしたイ・スンウは最後まで出場機会を与えられず。マーク・ブレイス前監督の解任後は、同クラブのU-21監督を務めていたニッキー・へイエン氏が暫定的に指揮を執っているが、韓国『朝鮮日報』は「やはりイ・スンウは使われない。チームが1-5で大敗する状況でも、試合終了のホイッスルが鳴るまでもだ。たった1分でさえグラウンドを踏まなかった」と監督交代後も依然として状況が変わらないことを嘆いた。
ズルテ・ワレヘム戦では、前半途中まで拮抗した戦いが展開されていたものの、終盤にかけて流れが変わった。同氏は相手に流れを与えた時点で「雰囲気と流れを変えるには交代が必要だった」とし、「イ・スンウの出場に期待していた」という。しかし「ベンチは動かなかった。勝つか負けるかは関係なく、イ・スンウは起用されないのだ。ここまできたら露骨な除外」と厳しい言葉を投げかけた。
敗れたSTVVは6勝4分9敗となり、10位に転落している。
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です