ブンデスリーガは27日に各地で第23節が行われた。
シュトゥットガルトは、シャルケに5-1と勝利を収めた。今季全試合先発の遠藤航はこの日も中盤底を務めると、開始10分にCKから強烈なボレーを突き刺す。遠藤にとっては、記念すべきブンデスリーガ1部での初ゴールとなった。勢いに乗るシュトゥットガルトは、26分にも追加点。ネットを揺らしたのは、再び遠藤だった。再びCKの場面でファーに流れると、味方のフリックをフリーで流し込んでいる。
シュトゥットガルトは34分、CKから今度はカライジッチが3点目。40分には1点を返されたが、88分には遠藤のアシストからクレメントが4点目を奪い、後半アディショナルタイムには、またも遠藤のパスからディダビが豪快なミドルシュートを叩き込んだ。圧勝で試合を終えている。2ゴール2アシストと大活躍の遠藤は、この日もフル出場で勝利に貢献している。
前節フランクフルトに敗れていた首位バイエルンは、ホームでケルンに5-1と大勝。18分、ゴレツカのクロスにシュポ=モティングがヘッドで合わせて先制すると、33分には再びゴレツカのお膳立てからレヴァンドフスキが追加点。49分に失点したが、65分にレヴァンドフスキがこの日2点目。今季リーグ戦得点数を「28」にまで伸ばした。さらに82分、86分と復帰のニャブリが立て続けに2ゴールを奪い、快勝を収めている。
前節宿敵シャルケに4-0と快勝していたドルトムントは、ビーレフェルトと対戦。前線にはハーランド、サンチョ、レイナと若手が並び、トップ下に主将ロイスが入った。一方のビーレフェルトでは、堂安律が右サイドで先発。前節デビューを飾った奥川がベンチスタートとなった。
積極的に入ったドルトムントは、開始5分以内に2度も決定機を作る。一方ビーレフェルトは、6分に敵陣でボールを奪い、堂安がダイレクトで狙ってGKヒッツを脅かした。その後はドルトムントが何度も迎えた決定機を生かせず。ビーレフェルトも43分に迎えたビッグチャンスをコルドバが決めきれなかった。両者チャンスを生かせないまま、スコアレスで前半を折り返す。
後半も主導権を握るのはドルトムント。すると48分に先制に成功する。サンチョが左サイドからドリブルをしかけ、ボックス手前にパス。ダフートが1トラップからミドルを決めた。さらに58分、ボックス内でロイスが倒されてPKを獲得。これをサンチョが冷静に沈め、リードを広げる。
劣勢のビーレフェルトは69分、堂安がカットインからワンツーでボックス内へ侵入するも、ジャンのタックルに阻まれる。堂安は71分にも強引なドリブルからシュートでを放った。堂安は75分にベンチに下がり、奥川が途中出場でピッチに立った。
しかし3点目もドルトムント。81分、サンチョのドリブルからボックス内にハーランドが抜け出し、フリーのヘイニエルへラストパス。19歳MFが加入後初ゴールを挙げた。試合はこのまま終了。ドルトムントが3-0で快勝を収めている。
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