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約1年ぶり復帰の北九州MF本山雅志「本当にありがたい」…リハビリ中の声援に感謝

明治安田生命J3リーグ第25節が9月30日に行われ、ミクニワールドスタジアム北九州ではギラヴァンツ北九州とSC相模原が対戦した。試合は3-0で北九州の勝利。試合後、北九州MF本山雅志が約1年ぶりとなる復帰戦を振り返った。

昨年11月に右ひざ前十字じん帯損傷で戦列を離れた本山は、復帰を目指していた今年8月にも練習中に負傷。右ひざ内側半月板損傷で全治2カ月と診断されていた。約1年ぶりの復帰戦となったことについて、「本当に長い、11カ月ぐらい掛かりましたが、いろいろな人たちに支えられてグラウンドに立つことができた。本当に、チームのスタッフ、選手、医師の先生、皆さんに感謝しています」と、まずは率直な感謝の気持ちを述べた。

本山は、北九州の3点リードで迎えた80分から途中出場。「プレーは最悪ですね。シュートを1本打てたので、次はしっかり決めることを考える。裏を狙うパスも出したかったですが、なかなかボールを引き出せなかった」と、復帰戦のプレー内容を振り返る。「いろいろな刺激がありましたし、プラスになることばかりだった。次はもっといいプレーができると自信を持って臨みたいと思います」と次戦以降を見据えた。「10月は6試合。その1試合を勝てたので、あと5試合全部勝てるように、みんなでやっていく」と意欲はじゅうぶんだ。

また、今季より北九州がホームスタジアムとして使用しているミクスタでの出場は、本山にとって初となった。「本当にサポーターが近くて、やっていて気持ち良かったです。J3にはもったいないスタジアムだと思うので、J2、J1に上がれるようにしっかり頑張っていきたい」とスタジアムを高評価。

サポーターの声援に関しても、「練習を見にきてくれて『頑張れ』とか『待ってるよ』とか声を掛けてくれますし、本当にありがたいなと思います」と感謝しきり。「(ケガをして)選手を続けることも悩みましたけど、サッカー好きですし、続けていきたいという気持ちで、いま、ここにいます。本当に長い間、時間が掛かってしまいましたが、ここから頑張りますので、また応援してほしいです。ありがとうございました」と、感謝と決意の言葉で締めくくった。

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