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浅野拓磨所属のシュトゥットガルトが強化担当を交代…バイエルンのレシュケTDを招へい

日本代表FWの浅野拓磨がプレーするシュトゥットガルトは5日、バイエルン・ミュンヘンのテクニカルディレクター、ミヒャエル・レシュケ氏を強化担当の取締役として招へいしたことを発表した。同クラブは前日にヤン・シンデルマイザー取締役の解任を発表していたところだ。

シュトゥットガルトは4日に、約13カ月間チームの補強を担当していたシンデルマイザー取締役の解任を発表。現地の報道によると、これまで浅野のアーセナルからのレンタルなど複数のタレントを獲得し、1年でブンデスリーガ1部への復帰を果たしたチーム構成を担当した同氏は以前からクラブの上層部と強化方針をめぐって対立していたという。

そして、どうやらシンデルマイザー氏がハネス・ヴォルフ監督とともに決定した元ドイツ代表DFのホルガー・バドシュトゥバーの獲得が解任への決定打となった模様。クラブはこれまでのキャリアで数々の負傷を繰り返してきた同選手の加入を4日に発表することになったが、同日のその約1時間半前にシンデルマイザー氏の解任する決断を公式ウェブサイトで伝えている。

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シュトゥットガルトはまたその翌日、シンデルマイザー氏の後継者として今月末にレシュケ氏を迎える声明を出した。長年レヴァークーゼンでコーチやスポーツディレクターを務めていたレシュケ氏は2014年に加わり、そこではドグラス・コスタやアルトゥーロ・ビダル、マッツ・フンメルスやレナト・サンチェスなど数々の移籍を担当したが、バイエルンの監部に数週間前に他クラブに向かう意思を申し出たとのこと。最終的にはシュトゥットガルトと合意に至った。

なおレシュケ氏はシュトゥットガルトと3年契約を締結。この人事は浅野ら既存メンバーの状況には当面の間は影響を及ぼすことはないとされるが、1部復帰後のパフォーマンス次第で冬のマーケットで新強化部長が動き出すことになるかもしれない。

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